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魔法娼年 チェリーガールス
官能リレー小説 - 女装/異性装

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魔法娼年 チェリーガールス 8

しかしあの惨事の形跡は確かにあったのも事実でパステルジャケットを密かに支える“組織”の連絡先がスマホに登録されていたし、何よりも陽にはその時の記憶が鮮明に残っていたのだ……そして淫魔に対して耐性がある事も判明したのがあの二人と再会した時だ。



その時は派遣先会社主催の社員旅行先のホテル……何かと無茶をさせているのでどうも参加するように手筈が整っていたのだ。無論陽も断る訳にはいかないのだ。
「はぁ……」
派遣先の社員らは日頃の鬱憤があるのか無礼講になり、陽は漸く抜け出せたのである。旅館の浴衣姿で夜風に当たりつつも思う……自分も正社員であったが三年目で吸収合併され人員削減リストに掲載、上司がどうも恵まれなかったらしい……その後は今のシステム系派遣会社に就職した。
風の噂じゃ前の職場は急激な合併で会社のOAシステムが混乱しており仕事がままならないとも言う……PCに強い人材を多く切り捨てた結果、まっ今の派遣先も同じことをしてしまった故に私の様な外部の人間を使う羽目になっており契約内容を超えた起用もしているので口止めと言う事か……。
「……」
ふと思い出すのが男の娘の魔法少女……陽は童貞でもないが女に恵まれない、だが今のポジでは望めない。
「ヤリてぇなぁ」
風俗に繰り出す気力もなかった。
どうも普通の女性じゃ勃起できない、まあパステルジャケットの五人やチェリーガールスの二人は例外的に勃起するが……ふと夜空を見上げると満月だ。
「!!!!」
体が熱くなり浴衣を着ていたが脱ぎたくなる……この感じは覚えがある。数か月前のあの時と同じだ。するとスマホが鳴り直ぐに通話状態になる、操作せずに……。
「−柳瀬さん!その場から動かないでください!!−」
シャイニングレットが舞い降りた。
「君が来たと言う事は、結界領域か?」
「はい!!ホテルの中はもう……魔胎になってます」
魔胎、それは淫魔を生み出す肉袋となった人間らの集合体だ。
「腹決めるか、どのみちどの魔法少女が肉袋になっているだろ」
俺はシャイニングレットに視線を送ると彼女は赤らめながらも秘所をさらけ出し小水を出す。魔獣変化させる為に魔力を含む触媒となっているのだ。狼男に変化を終えた時には浴衣は破れていたが自我を失う事はない。
「(パステルジャケットは室内戦闘に弱い、これは銃を使用しているからだ)」
その解決したのがチェリーガールス、室内戦闘もこなせるのだ。
「二人はもう突入している訳か?」
「はい」
全身タイツを身にまとっている様な人間が地面から這出ると俺はシャイニングレットを肩に載せて跳躍する。
「!」
慌てる彼女をしり目に言う。

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