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女子アナ調教記
官能リレー小説 - 職業

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女子アナ調教記 1

「こんばんは、10時のニュースです」
そう言って今カメラに向かって頭を下げているのは我がヤマトテレビの誇る人気女子アナウンサー、周防 京子(すおう きょうこ)だ。ネット上では“爆乳美人女子アナ”として絶大なる人気を誇っている。その通り名の通り100cmを超えるJカップのバスト、キュッと引き締まったウエスト、大きく形の良いヒップ……堅苦しいスーツの上からでも判るナイスバディに世の男達の目は釘付けなのだ。
「あぁ…まさかあの周防京子を生で見られるなんて…」
撮影スタッフの中に京子の姿を見て感動に浸っている一人の青年がいた。
彼の名は因幡 三郎(いなば さぶろう)。この春、ヤマトテレビに入社したばかりの新人AD(アシスタント・ディレクター)だ。彼は大学を卒業しても就職先が見つからず困っていた所を、ヤマトテレビのプロデューサーをしていた叔父の因幡 和也(いなば かずや)のコネで入社する事が出来た。
筆記試験の成績は合格ラインに遠く及ばず、面接担当者の印象も「地味でパッとしない男」という、普通にいけば不採用確実だった彼が採用されたのは、ひとえに叔父の和也のおかげである。
和也は数々の人気番組を手掛けて来た敏腕プロデューサーで、その実力は局内でも高く評価されており、経営陣すら彼には一目置いていた。そのため局内では彼に逆らえる者は無く、かなり自由に振る舞っており、多少の無理も通ったのだ。

しばらくして・・
「はい!!OKでーす!!」
ニュースが終わると、彼女が和也のほうに歩いて話しかけてきた。
「プロデューサー、どうでした?今日の私…」
「良かったよ、京子。明日もその調子で頼む」
「はい!」
カメラの前ではクールで凛々しく振る舞っている彼女だが、和也と話している時は表情も豊かで年相応の若い女性そのものだ。京子がそんな顔を見せるのは全スタッフ中、和也一人だけである。
「なぁ〜んか二人、恋人同士みたいだなぁ…」
三郎は思わずポツリとつぶやく。すると隣に居た先輩のディレクターが言った。
「みたいじゃなくて恋人なんだよ。京子ちゃん、プロデューサーのコレなんだよ。局内じゃ有名な話だぜ…」
先輩は三郎に小指を立てて見せた。
「そ…そうなんすか…!?」
「お前プロデューサーの甥っ子だろ?知らなかったのかよ…。まぁ、悔しいけど似合いの二人だよ。それに京子ちゃんをここまで引き上げたのもプロデューサーだしな…」
「へぇ〜…あの叔父さんが…」
三郎は改めて叔父の存在の大きさを知ったのだった。

退勤後、三郎が携帯を見てみると、和也からのメールが入っていた。
「何だ?」
見てみると、局からそう遠くないホテルのある一室に来いという。さっそく三郎は向かった。

そこはスーツ姿でないと入るのが躊躇われるような高級ホテルだった。パーカーにジーパンにスニーカーという超カジュアルスタイルの三郎は小さくなりながらカウンターで叔父の名を告げた。
「因幡様ですね。最上階のスイートルームでお待ちでございます。ご案内いたします。こちらです…」

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