学校の怪物 2
授業のチャイムが鳴るのが近くなったころ、智絵理以外の女子生徒たちはいそいそと準備をし始めていた。
シャワー室に一番近い場所で着替えていた浅野若菜は、異様な物音に気付く。
「ちえちゃん、何かあったの?」
呼びかけても、智絵理の返事はない。
若菜とその親友の加賀谷沙織、それにクラス委員長の中崎遥がシャワー室の引き戸に近づく。
「んぅぅぅっっ!!!!ふううぅぐっ!!!!!」
中からは智絵理の呻き声。
「ちえちゃんっ!!」
引き戸を開けると、そこには何本もの巨大なミミズのような白い物体に襲われている智絵理の姿。
「ちえちゃんっ!」
「な、何よあれっ」
「うぅぅぅぁああんっ、いやっイヤッ止めてぇええっ」
鼻や口は解放されたものの、ミミズ状の触手が何本も智絵理のスクール水着の中に潜り込み、胸の突起や秘穴を弄り智絵理を何度も絶頂させていた。
遥と沙織が智絵理を助けようと試みるがまったくうまくいかない。
その間に、若菜の身体に白い液体が降り注ぐ。
「きゃあああっ、何よこれぇええっ!?」
慌てて取り除こうとする若菜だったが、その白い液体は粘り気が強くなかなか取れないし落ちない。
遥と沙織は一瞬若菜のほうを振り向いたがすぐに智絵理の救出を試みる。
「えっ、ちょ、っ、ナニコレぇっ」
白い液体が徐々に形を変え若菜の身体にまとわりついて行く。
液体は自ら意思を持つように若菜の身体中を器用に這い回りスクール水着との隙間から若菜の女芯に潜り込み、ありとあらゆる刺激を与えていく。
「なっ、なに、んぁあああぁ、っ、だめぇええっ」
未知の快感に身体をくねらせ悶える若菜。
遥と沙織は若菜の異変に気付き、狼狽える。
そうしている間に今度はその遥と沙織にも魔の手が襲い掛かる。
足元から順に、足首から膝下にかけてその白く長い紐に絡み付かれ身動きが取れなくなる。
必死に解けないかと引っ張るが、ヌルヌルして掴みにくく簡単には抜けられなさそうだ。
腰元まで絡みついてくる謎の白濁液。
それが遥の体にぴたりとはりつこうとした途端、激しい快楽と共に体を舐められていく。
背中へ回って首筋までその粘液に侵される。
あまりのことに驚きつつも、ただ為す術もなく、2人は完全に触手の動きに身体を任せてしまっている。