PiPi's World 投稿小説

淫獣使い
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

の最初へ
 3
 5
の最後へ

淫獣使い 5

建付けの悪い引き戸を開けると喫茶店にあるような鈴の乾いた音が響いた。
店内の様子をみると、昔は喫茶店だったのだろう。少し時代遅れのテーブルや椅子が並んでいた。
タバコの全盛期には流行っていたのだろう。煙のヤニの黒ずみやにおいが残っている。
「ようこそ。ブラックラビットホールに。」
店内の奥まったところから声がきこえた。すぐに姿は確認できなかったが、声のしたほうに歩いていくと、
高校生のようなブレザーを着込んだ少女が座っていた。
そこはちょうど店内を見渡せる位置でさらに入り口を観察できる位置だ。逆に入ってきた人はすぐにその人物を把握できない。
 さすがだなあと男は思った。性格には男の子というべきかもしれない。
 彼の名は、船堂宗次。時代遅れにも武家の家系としての在り方を持ち続ける家庭で育った。高校生である。
「あんたが、由美子のことを知っているっていうのは本当か?」
「ええ。知ってる。私たちの目的は彼女の所属する組織を調査することなの。その途中で、偶然にもあなたの彼女のことを知ったの。」
「彼女のことを教えてくれ。」
「ただで…というわけにはいかないわね。あなたには代わりに報酬をもらいたいの。」
「い、いくら必要なんだ。」
「お金は必要ないわ。私はあなたに体で払ってほしいのよ。」
「体?」
「敵は魔術集団で、強力な陰獣を抱えているの。そのために私たちは力がほしいのよ。」

「魔術?は?その年頃で中二病かよ。だけどもちろん力になるよ。これでも武術家の家系だからな。」
「うん。あんたのチンケな強さはいらないわ。ほしいのはあなたの性。つまり私の性奴隷になってほしいってことよ。」
「い、言っている意味が分からないんだが。」
「詳しいことは後で話すけど、私たちも陰獣を持っているの。男の子の性を取り込んで回復や力に変えることができるやつをね。」

「私たちは、ブラックラビットホール。あなたを惑わすウサギは危険で、ブラックホールのように希望の光さえ出ることができない深い大人の穴に引きずり込むわ。あなたの彼女の所属している組織もね。」
その動作は一瞬だった。西部劇の早打ちのようだと思ったときには男の子の肩に鈍い痛みが走っていた
少女は携帯用のリボルバー拳銃のようなものを構えすでに銃口からは煙が立っている。
肩をみると、注射針のようなものが刺さっていた。
「安心しなさい。ただの媚薬よ。これからあなたの性を絞りつくさないといけないからね。こうでもしないと彼女に怒られちゃうでしょ。」
次の瞬間猛烈な欲情が少年の中に湧き上がった。
「私の名前は麻衣。さあいらっしゃい。ウサギの深いあなの中に。」
麻衣は彼の手をとると自分の秘所にその手を導いた。そこはつるっとした感覚で、むんとした熱気と湿り気をおびていた。
「あ。やっぱり男の子に触られるのって自分で触るのと全然ちがう。」
彼の手がクリトリスらしい突起にふれたとおもったときにぴくんと痙攣がはしったと思うと崩れかかるように彼の腕の中に少女はだきかかえられた。
少年の理性はすでに限界を迎えていた。

SNSでこの小説を紹介

異種姦/獣姦の他のリレー小説

こちらから小説を探す