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水泳部の陰陽
官能リレー小説 - 学園物

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水泳部の陰陽 10

少女はそれから何度も何度も北野に犯され続けた。
最初は痛みと嫌悪に満ちた悲鳴を上げていた彼女も、北野の最後の中出しには甘い喘ぎ声に変わりつつあった。

「どうだ?これが恵麻も味わった快楽って奴だ」
己を引き抜き、満足げに北野は少女に言う。
彼女はぐったり横たわりながら、弱々しくすすり泣いていた。

「1年3組、椎名亜純、か。今度は恵麻と一緒でもいいぞ?」
北野は高笑いしながら少女…椎名亜純を置いて部屋を出て行くのだった。



…あれからまた一週間、学校は定期試験の期間に入ったので水泳部にこれといった動きは見られなかった。
個人的に気になった2人―西尾恵麻と椎名亜純―も、校内で姿を見つけられなかった。
まあ中津はあの後も恵麻ちゃんとは上手くいってて何度も中出しセックスしてるとは言うが、北野のお手付きと知ってからは複雑な気持ちにならざるを得ない。

試験最終日、放課後。
午前中ですべての日程を消化し帰ろうと思った時、北野と佐崎さんが並んで歩いているのを目撃してしまう。

別に会話している気配はない。
それほど親密にも見えない、まああっちの関係があるなんて表立って言えないのは当たり前なんだが。
それにしても美女と野獣のカップルだ…北野が相手だったら誰でもそうか。

「あれっ」

2人は更衣室をスルーした。
じゃあどこに行くのか。もしかしたら…その予感は当たってしまう。

北野が佐崎さんを連れて向かったのは、プールだった。

この流れは、部活の日かそうじゃないかを除けば、永井先生の時と一緒だ。

僕はあの時同様、絶好の隠し撮りスポットに潜入し、2人を注視する。


「ちゃんと準備してきたよな」
「一応ね」
「つれないな、今日は2人きりなんだぞ」
「まったく…先生にもあんなことして…」

佐崎さんがため息をつきながら制服を脱いでいく。
完璧な、美しい身体が、競泳水着に包まれて現れた。

「この姿が一番美しいぞ」
「それ、何人に言ったのかなぁ」
「お前が気にすることじゃないぞ」

北野も佐崎さんの目の前でジャージを脱いだ。

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