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朝、目が覚めると………
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……… 100

「もし、ご主人様が性欲を抑え、皆様がご主人様を避ければ……いずれご主人様は暴走して片っ端から女性を襲うか、肉体が崩壊して今度は本当に死ぬ事になってしまいますの」
「ふふっ、大丈夫よ……あたしは昔から帝くんのモノだし、いつでもセックスさせてあげれるからね」
帝に抱きつく京華の表情は、ほんわか主婦から妖艶な美女になっている。
あらら……あれは挑発ね……主婦、母の前に女なんて結構素敵な人……
メイは一人そう微笑む。
「あの京華さん、みんな見てるんですけど‥‥」
みんなの前で抱きつかれ困ってしまう帝、
「あら、いいじゃない、どうせばれちゃったんだから」
平然とそんなことをいいながら、帝の股間を撫で始める。
「わ、わ、きょ、京華さん、なにするんですか!」
「あら、これは彼女にわからせる為でもあるのよ?メイリンさんって言ったかしら?この通り帝くんがこんな風になっても私たちがいるから大丈夫よ、家ではみんながいるし、学校でも蓮や留奈ちゃんや飛鳥ちゃんだっているんだから、帝くんはいつだって好きな時に出来るんのよ?」
そう言ってみんなを見ると、大丈夫よね?と微笑んだ。
「そ、そうです、あたし達がいるのに、ほかの女の子となんか絶対させません!」
「そうですわ!これ以上増えたりしてたまるもんですか!!」
「私たちが交替で、お相手すれば大丈夫よね?」
「みーくん、あずさもここに住んでもいい?」
「帝!あたし達がいてほかの子と浮気なんかしたら許さないからね!!」
と、みんなが口々に言っている。
なんだか俺が責められてるみたいだけど‥‥
でも皆の気持ちは嬉しかった、
ありがとう俺のことを考えてくれて‥‥
「ふふっ、ご主人様。御理解ある方々が側にいていいですね。」
「あはは・・・まぁな。」

皆の気持ち、わかってくれたかな。
う〜ん、口元に手を当てて笑っているみたいだけど。

「そ、そう言う事だから、メイ。フレイさんに宜しくって伝えてくれないか?」
「わかりました。学校の件は、フレイお姉さんに伝えておきますわ。じゃぁご主人様、また後で・・・♪」
「あぁ、じゃあね」
メイは手を振って鏡からいなくなった。


その後、俺と真由、梓は土蔵整理を終わらせ、リビングに向かった。
すでに夕飯の用意はされていて俺たちは席についた。
レストラン並の豪華な料理がテーブルに並んでいる。
旨そうな料理を前にしながらも俺は、ある光景が浮かんだ。
そうだ、昨日は蓮の作った煮物を食べて‥‥
それに気付いたのか、留奈がこっそりと言った。
「大丈夫ですわ、ほとんど京華さんと飛鳥お姉さまが作ったんですの」
そうか‥‥さすがに昨日の今日だから蓮も遠慮したんだろう。

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