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朝、目が覚めると………
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……… 4

「そんなことになってたのか………」
「驚きましたわ……」

さすがに驚きは隠せないようだ。疑おうにも目前に死んだ人間がいる。
「信じられないだろうけど・・・そういうことだ。」
「・・・これからどうするんだ?」
蓮が聞いてきた。
「そう聞かれても、家にも居づらいし、どこもいく場所ないよ。
まぁ、どこにいても関係ないんだけど…」

「ここから学校通ったらいいじゃん!」
蓮が言い放った。
「なっ!?」
思いもよらぬ提案に言葉を失う。
「うちの両親、海外に赴任中だし。妹もいるけど言いくるめればなんとかなるっしょ!留奈もここに住む?近所だし両親の仲もいいし赴任のことも知ってるから問題ないと思うんだけど。」
確かに連の家から学校までの距離はかなり近い。便利ではあるな。留奈を見るとかなり乗り気のようだ。

「では、早速今夜に両親に話してみます」
「うちも妹に伝えておくよ」
呆然としている間に決定したらしい。ついにこっちの意見などお構いなしだった。まあもともと宿無しなわけだが。

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