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朝、目が覚めると………
官能リレー小説 - 学園物

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朝、目が覚めると……… 126

「いやでもさ〜」
などと話し合っていた。
 
「なに内緒話?あたし達に聞かれちゃまずいの?」
「わっ、蓮!な、何でもないよ!!」
蓮にいきなり話しかけられびっくりする帝、すると、
「ふーん、本当はあたし達に来て欲しくないんだ」
「あらそうなのですか?どうしてなんですの?」
そう蓮と留奈に言われ、
「はっきり言ったら?メイド喫茶なんて、女の子目当てなんでしょ!」
「まぁ帝!そうなんですの?」
「あっ‥‥いや‥‥」
しどろもどろになる帝、すると玲二が、
「蓮ちゃん、留奈ちゃん、誤解だって!俺たちが行く所は女の子の客も多いんだよ!!」
すると帝が、
「そ、そうだよ!それに俺たちは玲二の付き添いなんだぜ!!なぁ豊」
「あ、あぁそうだな‥‥」
そう言われてもにわかに信じられない蓮と留奈だが、
「それならあたし達が行っても問題ないじゃない!」
「そうですわ!私達も行かせていただきます!!」
結局、蓮と留奈に押しきられメイド喫茶には帝、玲二、豊、蓮、留奈、和美で行くことになった。

さて、メイド喫茶では何が待っているやら。
 
放課後。

俺達はメイド喫茶に向っている。
メンバーは玲二、豊、蓮、留奈、和美。

蓮や留奈は、まぁ俺の監視役みたいなものだ。正直参るよ・・・とほほ。
和美はというと・・・。

「メイド喫茶ですか?面白そうですね。私も一緒に連れっていってくれますか?」

そう言って、嬉しそうに着いてくる。そう言えば、和美は死神の時はメイド服の格好をしていたっけ。
玲二が喜んだのは言うまでもないだろう。

「なぁ、玲二。本当に大丈夫か?女の子が多いって・・・」

「大丈夫だよ。そのパンフレットを見ればわかるだろ?」
事前に玲二から渡されたパンフレットを見る。

『FAIRY☆PARADISE』

メイド服の妖精さんの看板があなたを待ってます。
笑顔いっぱいのかわいいメイドさんたちが紡ぐカフェストーリー。

落ち着いた雰囲気のある店内は、きっとあなたを幸せにしてくれる。

美味しいコーヒーと紅茶の香りに包まれて、あなた様に極上の癒しの一時を・・・・。


「こんな宣伝文句なら男の方が多いんじゃねぇか?」

「そ、そんな事はないぞ。女の子が多いって!信じてくれ。」

しどろもどろに答える玲二に蓮と留奈が睨む。
やば、本当に大丈夫かよ。
学校を出て30分ほど山の手方面に行くと、お目当てのメイド喫茶に着いた。

『FAIRY☆PARADISE』

メイド服の妖精をあしらった可愛らしい看板、木造のオシャレな白い建物、どう見てもメイド喫茶とゆうよりはオシャレなカフェといった感じ。
そしてオープンテラスを見るとラフレシアの制服を着た子が、お茶を飲みながらお喋りをしている。
なるほど、女の子でも気軽に入れる店とゆうのも頷ける。
こういう雰囲気ならかえって女の子の客の方が多いかもしれない。
「へぇ、なかなかいい雰囲気だね」
「本当ですわ、可愛らしくて」

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