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今日からキミを『管理』します。
官能リレー小説 - 学園物

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今日からキミを『管理』します。 10

つかさはそう言ってから、いたずらっ子のような笑みを浮かべた。

「もしかしてさ、女子寮なんか来たら襲われるとか思ってる?」
「えっ?!、ま、まぁ・・・なんかそんな気も・・・」

真樹の超肉食ぶりや、多分入学した男子全員が食われてるだろうと言うことを考えると、それはあるかもしれないと想像してしまう。
それを想像して赤くなる幸成を面白そうにつかさはニヤニヤと眺めていた。

「生徒会長さんのようなタイプも多いけど、紳士的な態度でいれば酷いことしてくる子はいないわよ・・・まぁ、みんな生身の男子とヤリたいから、むしろ頼めばOKって子が大半と思うわ」

つかさの感じを見てるとその言葉に説得力があるように思えた。
しかし、お嬢様学校と聞いてたのにびっくりするぐらい肉食系で、性に開けっ広げなのには幸成も面食らうばかりだった。

「お嬢様学校だから異性と付き合うの禁止とかだと思ってた・・・」
「あら、聞いてない?・・・うちの学校『異性交友』は禁止よ」
「ええっ?!!」

じゃあ、あの行為は何だって言うのだろう・・・
ますます混乱する幸成につかさはいたずらっ子の笑顔で言う。

「恋愛行為は禁止だけど、性行為は禁止されてないわ」
「・・・い、意味わからない」
「そもそも女子校だったから中等部からの子は伝統的に先輩に処女捧げてカラダ開発されてるから・・・性行為禁止になったら耐えれないと思うわ」

あっけらかんと笑うつかさに唖然とする幸成。
ここは彼の常識とはかけ離れた女の園だったのだ。

「そんな事気にせず楽しんだらいいんじゃないかな?」

そんな話しをしてる間に隣にある女子寮に到着。
つかさはバスタオル一枚で堂々と歩き、むしろ幸成の方が周囲を伺って歩くと言う有様だった。
男子寮に比べると、女子寮の方がかなり大きいが結構古めかしい造りになっていた。
そして近代的なマンション的な造りの男子寮に対して、女子寮は洋館のような佇まいで内装も品よく古めかしいものだった。

「なんだか西欧のお城みたいだな…」
「ええ、お化けでも出てきそうな感じでしょ?…」
確かに朝だっていうのに仄暗いしな…

「学園長の趣味なのよ…地下には昔使われいたっていう、拷問器具なんかも展示されているのよ…」

「ぅえ?…それって今でも使われいたりするのか?」
この学園ではあり得そうな気もするけど…

「此処のはもう錆びだらけで使えはしないと思うけど、最新式で使用可能なものだったら、男子寮に設置されているは…」

最新式で使用可能な拷問器具って;…
男子寮にあるってことは、女子たちに反した者が使われるってことなのか;?…

「クスッ…ビビッた顔してぇ…なのにソコは全然萎えないんだぁ〜」
「あ、いや;…どういう奴が使われるのかと思ってさ;…」
「あらぁ〜キミって、そういうことに興味ある人なの?…」

 「ええと、っていうか、やっぱりちょっと怖くて…」
 「そんな心配することないよ。よほど深刻な、生徒会会則か寮則の違反でもなければ出てこない」
 「例の、その、ここを管理されてる、っていうのもそれなの?」
 幸成はその萎えない場所に手をかざしながら言った。
 

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