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今日からキミを『管理』します。
官能リレー小説 - 学園物

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今日からキミを『管理』します。 43

 幸成は動かす幅を少しずつ大きくしていった。
 「青山くん、青山くん、あぁん、最高だよぉ」
 「優、僕もだよ」
 幸成は、いつまでもこの感覚を味わっていけそうな気がしていた。実際、これまでのどの挿入時間よりも長く、幸成と優の結合は続いていた。
これまでの、すぐに絞りだされる感覚ではなく、ゆっくりと射精を促してくるような感じ。
幸成にとっては初めて味わうことだった。

「幸せ…」
「すごく良かったよ」
全て出し切ってフニャフニャになったモノが自然に出てきてしまうまで、幸成は優と抱き合っていた。

優とのセックスは幸成にとって今まで体験したセックスの中で快感はさほどではなかった。
だが、その心地よさは恐らく一番だし、何より相性がいいとお互い感じてると言うのが分かるぐらいよいセックスだった。
優も確かに弛いのだが、幸成の巨根なら丁度いいサイズ感で、彼女としても男に悦ばれた事、自分で悦べた事と言う体験した事が無い幸せを得れていた。

「由香里さんが、青山くんにぞっこんなのは分かるわ・・・」

幸成の胸板にしなだれかかる優がうっとりと言う。
ただ優が言う程には幸成に自覚は無く苦笑が漏れてしまう。
まあ、当たりが柔らかくなったのは事実だが、ぞっこんとまでは言い過ぎな気もしていた。


そうやって暫くはイチャイチャしていた二人だったが、突然にドアが開く。
入ってきたのはその由香里と佳奈子。
これはある程度予想できた襲来だった。

つかつかと部屋に入った由香里は、ベッドに近づくと優の頭を優しく撫でる。
そして見せた笑みは、幸成にはまだ見せない優しげなものだった。

「どうやら良かったみたいね」
「ええ・・・由香里さんのお陰で、女の幸せが得れたわ」

由香里が取り巻きでやや上下関係がある間柄とは言え、優を大事な友人と思っているのが見て取れた。
これは佳奈子とは違うが強い関係なんだろう。

「幸成もご苦労様」

素っ気ないが幸成にも労いの言葉。
ただそこまで優しい態度では無いが、幸成と由香里の関係性ではかなり優しい言葉だ。

「うん、まあ・・・こんなので良ければ・・・」
「少なくともモノが大きいのは才能よ・・・いい種馬の条件だわ」

種馬呼ばわりだが、実質そんな立場だ。
幸成もそれにいちいち反論する程物分かりが良くない訳ではない。

「さて、種馬くんには今日も仕事をして貰うわ」

そう言ってするすると服を脱ぐ由香里。
さっきからの由香里の態度にやや違和感を感じながら、幸成がベッドから身を起こすと、その違和感はすぐに分かった。
由香里がアソコにバイブを咥えていたのだ。
確かに歩き方もぎこちなかったような気もしたが、由香里がこんな道具を使っているのは初めて見る。

「それは?・・・」
「こうでもして拡張しておかないと、貴方のモノが痛いだけでしょ」

確かにそうだが、バイブで拡張するなら幸成は必要無いのではないか・・・
そんな気持ちが幸成の顔に出た為か、由香里は仏頂面になる。

「幸成、貴方は無意味な事考えずに私の相手をしてればいいのっ!」

その由香里の言葉に佳奈子は微妙な笑顔、優も少しにやけ顔をしていた。
そして幸成ばかりが目を白黒させていた。

由香里は更に仏頂面が固まっていき、バイブを顔をしかめながら優雅なからも乱暴な手つきで抜いて佳奈子に手渡す。
そして幸成のこんな状況でも勃起する巨根に跨がった。

「ぐうっ!」
「き、きつい・・・」

いつもの背面座位、そしていつも通り強烈に締まる。
優の後だけに、巨根がねじ切られそうな痛みは強烈に感じた。

「少しバイブを入れたぐらいでは・・・」
「分かってるわっ!」

もしかしたら、本当の目的はバイブを仕込んで馴染ます時間が欲しかったから場繋ぎで優を宛がったのかもしれない・・・

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