今日からキミを『管理』します。 41
優の言葉通り少し触っただけで濡れてきていた。
ここまでの様子は幸成から見てもおかしな所は見えなかった。
「指・・・入れてみるね」
「うん・・・」
そこで幸成は指を入れてみる事にした。
ズブリと指は簡単に飲み込まれ、優は甘い声を上げる。
だが、幸成はここでようやく『違い』を感じたのだ。
締め付けがない・・・
由香里は指すら食い千切りそうだから例外として、佳奈子もかなりの締め付けだったし、ちなみはそれよりかは多少ましだが2本入れるとかなりキツいぐらいだった。
優にはまだ一本だが、全く締め付けてる感じがしない。
本当にただ暖かくてヌメヌメした穴に入れてる感触だけなのだ。
「殆どの殿方が・・・弛すぎて駄目だって・・・最近は相手すらされずにいるの・・・」
彼女達はセックスで男に気に入られる事が絶対条件とも言えるので、男を感じさせれないのはハンデ以外のなにものでもない。
由香里と違う意味で優も悩みを抱えていたが・・・
幸成にもどうしたものか答えが出なかった。
「青山くんにもわからないよね…ごめんね」
「いや、頼りになれなくて、こっちこそごめん」
互いに頭を下げてしまう。
「でも、指を入れて気持ちよくはなるんだよね」
「私はね。でも、殿方を満足させられなくて…」
いくらゆるゆるの膣の優とはいえ、身体はグラマラスで、服の谷間から豊満な胸が見え隠れする。
それを見て、幸成の股間がのそっと立ち上がる。
優の視線は、その立ち上がった場所に注がれていた。
「あの、間違っていたらごめんなさい…幸成君の、それ、学年一、大きい、らしい、って聞いて」
幸成も下を、その方向を、向く。
「もしかしたら、私のものにも、合ったり、するのかなあ、ともちょっと思って」
幸成のモノのサイズに関しては、つかさからも聞いたことはある。
しかし幸成自身は自分のモノ自体にそれほどの自信は感じていなかった。
「うまくいくかは正直自信ないけど…」
「お願い…一度挿れてほしい…」
「うん…」
不安しか湧かない中で、幸成はいきり勃つ自分自身を優の割れ目に近づけた。
しかし、幸成の不安は、そこに入っていく前に自身の硬さを失わせた。それは入らずただちょっと硬いだけのモノを押し付けるだけになってしまった。
優は黙って、ベッドから降り、その硬くないものに自らの口を近づけた。