今日からキミを『管理』します。 2
「そ、そんなことが出来る訳が無いだろ…」
そんなことを信じられる訳がない…
「あらぁキミって案外用心深いのね…それとも草食系?…」
ニタリ顔の真樹は、幸成の股間に目を細める…
「べ、別に普通の男子と変わんねーよ;…」
真樹の視線に気づいた幸成は、慌てて出しっ放なしになっていた股間を隠した…
「あら?隠さないといけないものなのかしら」
「べ、別にアンタに関係ねーよ…」
「関係ないわけがないじゃない。これから君のソコは私が管理することになるんだからね」
真樹が幸成をにやけ顔で見つめる。
一歩一歩じりじり下がる幸成だが、そこには自分のベッド。
ストンと腰を落としてしまう。
「手をどけて。怖いことするわけじゃないの。君のはかなりのモノよ。私が見た中では一番。君も絶対、気持ちよくなれる…」
って言うことは、この生徒会長さんはかなりの経験を踏んでいるってことかよ;…
セックスの“セ”の字も知らなそうなお嬢様学校の生徒会長が、とんだ食わせもんじゃないかよ;…
「分かったよ…ちょっと見せるから生徒会長さんも脱いでくれよ…」
バシィ!
いきなりビンタが幸成の頬に炸裂する。
「脱いでくれ?脱いでくださいでしょ。あなたは『管理』される立場なのよ」
「えっ?え…?」
「勘違いしないでね、あなたに性欲発散の自由は無いは、オカズの選択も射精のタイミングも全て、私達女性が管理するのよ」
さっきまでとは一変、真樹は高圧的な態度を取る。
その表情にはSっ気に溢れていた。
「おいおい冗談は止めてくれよ…生憎そういう趣味は持ってはいないさ…」
どちらかと言うと自分はMよかSだと思っているからな
パシッ!
再びのビンタ…幸成は頬を押さえて真樹を睨み付ける。
「これは趣味の問題では無いは…キミには私たち女の言うことをちゃんと聞いて貰う…その為には自分が下の立場でありことをきちんと把握してもらわなくちゃいけないは…」