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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 258


「さすがは刀機さんと未来ちゃんだね。相手の能力まで細かく調べているよ。」
「・・・でも、馬鹿力な人までいるって。また理都さん暴走しないかなあ・・・?」
端から見れば、どちらものろけとしか聞こえない内容である・・・。
しかし、この二人は本気だった。例え前回のC組戦が勝ったとしても、内容としてはスタンドプレーに走りすぎたり、仲間割れを起こしたりと散々な物だったからであった。
今回、二人はその事を反省し、各自の戦力を考えた上で自分達がやれることの見極めを、彼等なりに考えているのである。

『どうしよう・・・。』
二人の声がハモった時、消灯を告げる声が・・・
『残念だけど、消灯時間よ。もし、まだ部屋に帰っていない人がいたら、私に犯されることを覚悟するように。OK?』

そう、泣く子も黙る寮長、今泉ジェロニモの声。
まるで居残る人がいることを、待ち望んでいるようである。

他の遊戯室にいた連中も思ったことは同じだったのであろうか?スピーカーに罵声を浴びせながら、各自の部屋へと雪崩のように去って行く・・・。

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