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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 213

…策士、貞盛雷…。
『こんなこともあろうかと持たせておいたデッキブラシがあるだろうっ!魔女っぽく!』
どこの魔女だ。
やれやれと肩をすくめ、チーム勝利の為、恥を忍んで叫ぶ天地くん。無論、雷の仕込みだ。
「まじょこさ〜ん(赤面)。」
ひくっ…真実の愛とかそーゆーのは投げ出し本来の任務に戻る魔女(山田さん)。
「貸してっ!」
などと叫びながら、懐から出した!?デッキブラシを通りすがりの掃除夫から受け取るような一人芝居を演じ、砂塵を巻き上げ天地くんの元へ、意味不明なジグザグ飛行…。

…後はこっちか…
『サーティーン!』
雷が叫ぶ。
あまりの展開に忘れ去られていたアウトロー四天王…後方待機していた『サーティーン』。
「…用件を聞こうか…。」
すぱー…M16カスタム片手に葉巻をふかす、ゲジ眉女子高生…『サーティーン』…。
「私の背後に立たないで…。」
『いねーよ。』
「報酬はスイス…。」
『天地くんの秘蔵写メ。』
ずぎゅーん!がうーん!
有り得ない狙撃で次々と地中の水道管を撃ち抜くサーティーン…すちゃ、ぷは〜…。
「・・・。」
勢いを失う光樹。


…1−Cベンチ…
裏のまた裏をかく展開に喚声を上げる1−C一同…その中、比較的冷静な、狼牙三姉妹リーダー九尾霧子。
「なぁ…キャプテン…?『サーティーンの狙撃』…ってアレじゃないか?いくらなんでも…?」
版権とかな。
「いーのいーの、勢いで考えた(誰が?)一発キャラだし。」
頭を抱える霧子。
「…アウトロー四天王と言いながら三人しか…。」
「ああ、四人目?卯堂くんでいーじゃん…え〜と…『コーヒー当番』?」
しょぼ〜んとなりながら、コーヒーを出す卯堂くん。オイシイね、うん。

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