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ノーパン制度が施行された世界
官能リレー小説 - 学園物

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ノーパン制度が施行された世界 1

ノーパン制度……それは30代までの全ての女性が、パンツを履いてはならないという制度である。
地球とは遥か遠い世界である、このラズリピオンと呼ばれる世界では、そのような制度があった。
この世界では魔法という摩訶不思議な力が生み出されたことによって、都市が爆発的に進歩し、女性が社会に数多く進出したことによって、少産少死型の、いわゆる人口が激減してしまったのである。
これを見かねた政府が、少子化を食い止めるために、世の女性の性的な魅力を知らしめ、子どもを増やそうと取り組んだのだ。
世の女性は当時それに猛反発したが、政府のとある仕組みによってその動きは鎮静化された。
この物語は、その出来事から数十年経った後の物語である。

ちりりりりり〜ーーん!
目覚まし時計のアラームが鳴る。
「うーん……あと5分寝かして……」
私はアラームを止めると、そそくさと二度寝を開始する。
「く〜〜…」

「セリア!いつまで寝てるの!ほら!起きて一緒に学校行くよ!」
「…んー…やだぁ…ミーナちゃん先にー、私寝るー。…くぅ。」
私はとにかく眠いのだ。昨晩クラスの優等生君たちと遅くまで楽しく交わってたから、もうめちゃくちゃ眠い。
私が襲われてたのミーナちゃんも知ってるんだから、寝かせてくれても良いのに。…はぁ。
「あんたねー、遅くまで男子とするのも良いけど程々にしときなさいよ?そろそろ運動会が近いんだから!腰砕けた挙げ句、当日腰の振りすぎで参加出来ませんでしたー、なんてシャレになんないわよ?…ほら、とっとと起きて支度しなさい!」

もう。ミーナちゃんたらお母さんみたいなこと言うんだから。分かってますよ〜だ。

「ところで、ミーナちゃんはもうヘアの準備ももう出来てるの?」
「当たり前じゃない。どっかの誰かさんみたいに寝ぼけてないもの。」
さすがはミーナちゃんだ。私なんて、こないだヘアの準備をおろそかにしてたから、先生に罰として帰宅するまでスカート履かせてくれなかったんだよね。あの時は、1日中恥ずかしかったなぁ。パンツなんて誰も履かないから気にはしないけど、スカート無かったらちょっと見られるぐらいじゃ済まなくて、丸見えなんだもの。精神的に応えたかも。
「うーん、分かった。じゃ先生から罰受けたくないし、もう起きようかな!」
ミーナちゃんは頷いた。
「そうそう。素直が良いのよ素直が。」
「まぁでも、規則破って恥ずかしい目にあうのも興奮
して、エッチもより楽しめるんだけどね。」
寮の部屋から出た私とミーナちゃんは、私が遅れたおかげで、急いで寮から出るために階段をかけ降りる。
その途中、私たちのスカートの中を下から覗いてカメラで撮ってる中年のサラリーマンが居たけど、あえて気にしない。
こんなの日常茶飯事だし。お股撮られたぐらいで通報なんかしない。ヘア見られるのはちょっと興奮するけどね。
パンツ?なにそれおいしいの?
パンツは女を捨てたオバサンが履くものだし、あーそうそう、生理がきた時は例外として、褌着用でナカにタンポンを突っ込んでおくこと、私の通ってる学校ではそう決まってるね。

「ほらほら!遅刻寸前なのに、あんたさっきから何をボケーっとしてんのよ。もう!置いてくわよ?」
頭にチョップを食らった私。結構な痛みが走ったから直撃した部分を両手で押さえる。
「ええ!?…あ待ってよ!」

私は先に向かうミーナちゃんの、スカートの下から見えるお尻を追いかけ、今日も至って普通な学園生活が始まると思いきや、始業のチャイムが鳴った。

こりゃ、遅刻決定…かな?

「コラー!そこの二人止まれ!」
体育の眞田に捕まっちゃった。あーもうやだなぁ。チャイムのなり終わる前に校門に着いたんだから、見逃してくれても良いのに。
「セリア!セリア=フォーステイル!」
ん、もう完全に顔パスだね。そりゃー毎日毎日遅刻すれすれに来てるから、覚えられちゃうのかなぁ。
「はい。なんですか眞田先生?」
眞田はしかめっ面で私をガン見してくる。
「なんですか、じゃないだろう?毎日毎日遅刻寸前に学校に来おって!お前学校舐めてるんじゃないだろうな?」




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