PiPi's World 投稿小説

友達以上=X X X…?
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 20
 22
の最後へ

友達以上=X X X…? 22


愛美たちが帰ると私も叶那さんの実に男らしい部屋を飛び出した。
「おぉ…優衣…」
やだ…恭も憔悴しきった感じ。
「大丈夫?…恭」
「な…なんとか…」
恭は自分の額に手をあててる。
「熱…上がっちゃった?」
「いや…平気」
私は横目でチラッと時計を見た。
あちゃ〜もぅこんな時間だ。
「じぁ…私も帰るから…ゆっくり寝るんだよ」
恭がコクンと頷いた。

「優衣っ!!」
「ん?」
「あ…や…なんでも…ない…」

あーっ!!!!!
せっかくのチャンスを…
俺…もー我慢できねぇんだけど…

「じゃあね…明日ね…」
私はそんな恭の思いもツユ知らず…マンションの玄関のドアに手をかけた。
その瞬間…。
ドアが勝手に開いた…と言うか叶那さんだった。
「あら…優衣ちゃん…もぅ帰えちゃうの?」
叶那さんは残念って顔してる。
もぅ…って結構いたんだけど。
と思いつつも…。
「エヘ…お邪魔しました。
また来てもいいですか?」
私はとびきりの笑顔で言った。
「もちろんよ」
叶那さんも優しく笑ってくれた。

マンションの外に出ると悠祐と愛美の姿が…。
ひえぇぇぇ…まだいたのぉ。
早く帰んなよぉ。
私はこっそりと二人に近づいた。
気付かれなきゃ…すり抜けるつもりだった。
えぇ!?
気づかれてないけど…。
気づかれてなさ過ぎだよぉ。
二人がしっかりと抱き合ってる。

うわっ!キ…キス!?
愛美たち…キスしてる。
私は自分の顔がカァァァと熱くなってくるのを感じた。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す