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友達以上=X X X…?
官能リレー小説 - 学園物

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友達以上=X X X…? 18

「んなっ!!ね…姉ちゃん!」
慌てるきょうをよそに叶那さんは続けた。

「この前だって、濡れて帰って来たと思ったら…まだ洗濯して乾いてないのに『たれパジャマ』に着替えて…」
「勝手だろ!」
なんだぁ…それで恭ってば、風邪ひいたんだ。
私はニンマリ。
でも…『たれパジャマ』って?
「叶那さん…たれパジャマって?」
私は吹き出すのを堪えて叶那さんに聞いてみた。
「そう…こいつが自分のパジャマ、そう呼んでの」
叶那さんニコニコ。
私も大爆笑。
恭だけムスッ。

「じゃね、恭、優衣ちゃん。」
不意に叶那さんはそう言って玄関へと向かう。
「え?姉ちゃんどっか行くの?」
恭の問いかけに叶那さんは妖しく笑った。
「熱。上がんないように、ね…?」

「ゆ〜い〜」
恭がソファに座る私にぴったり、くっついて来た。
「な…なによ!?」
私はけっこうドキドキ。
「俺…熱でてきちゃったみたい…」
恭が私の横で自分のおでこに手をあてた。
「どれ!?」
私はお母さんの様に恭のおでこに手を伸ばしてみた。
ん〜ん、よくわかんないよぉ。
「おでことおでこを合わせてみてよぉ」
恭がたれパジャマにお似合いの目で甘えてくる。

「んー…熱…あるかなぁ?」
おでこを合わせて考える私の唇が突然奪われた。
「ちょ…っん…きょ…っ」

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