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洗脳ヘッドギア塾
官能リレー小説 - 学園物

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洗脳ヘッドギア塾 1

私は詩織。今日は友達のあかりと一緒に新しく出来た塾の体験に来たの。

私も中3だし…そろそろ勉強しなきゃね!
あかりはこの塾に入ってすごく成績伸びたからきっと私にも…。

「こっちだよ」
あかりが案内してくれたのはビルの3階。新しいから結構キレイだな…。

「こんにちは!あれ、あかりちゃん、今日はお友達と?」
「そうです、今日は詩織に“体験授業”受けてもらおうと思って」
受付のお姉さんはとっても綺麗…。サラサラの黒髪に、白い肌、なんだか女優さんみたい。大学生かな…?

「じゃあ、詩織さん、今から体験授業を受けてもらいますね。ウチは映像方式なの。ここの窓からみえると思うんだけど…」
お姉さんが指差した窓からは隣の部屋が見える。新しい塾だからまだ1、2人かな…みんな頭にヘルメットみたいなのを被ってる…。
「あのヘッドギアで授業を映像でみてもらう形になるわ。さあ、体験専用の部屋に案内しますね、こちらに。」
そう言うと受付のお姉さんは立ち上がってエレベーターの方に向かった。
「あかりは?」
「私はこれから授業。じゃ、頑張って!」
「また後でね!」

私はあかりと別れてエレベーターに乗った。
「じゃあこれから4階に行きます。体験専用の部屋があるから。自己紹介が遅れたけど、私の名前は由梨。よろしくね」
「よろしくお願いします。」

そうこうしてる内に、4階に着いた。
4階は小さな部屋がいくつかあるみたい。
その中で、「塾長室」と書いてあるドアを由梨さんが叩く。
「失礼します」
ドアを開けると、そこには中年のオッサンがいた。なんだか冴えない感じ…。
部屋の中は、いかにも偉い人の部屋、って言葉か似合う。書斎みたいな感じかな。
「体験の子かい?」
「はい、詩織ちゃんです」
「なるほど、私が塾長の鈴木です。よろしく。ウチが映像授業だってことは聞いてるね?」
「はい、聞いてます」

「そうか、なら話は早いよ」
そう言うと塾長は私の顔と体を頭から爪先までじろっと見た。なんか気持ち悪い…。
「では、浜田さん、彼女に体験カリキュラムのAを受けてもらいなさい。001の部屋が空いてるから。」
由梨さんは「はい」と返事をした。
「じゃあ詩織ちゃん、行こうか」

由梨さんが案内してくれたのは001というプレートが付いた部屋。
何故か二重扉になっている。防音?
「あ、詩織ちゃん、これは外の音があんまり聞こえないように防音になってるのよ」
やっぱりそうなんだ。

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