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望んだ世界
官能リレー小説 - 学園物

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望んだ世界 2

「僕の実力では、この進路は厳しいとは分かっています。でも諦めたくないんです。」
計画した進路相談も佳境に入ってきた頃には、和穂の頬にも赤みがさしているのが俺にも分かった。だが流石に大人だからなのか、わきまえているのか…はたまた偽物をネットでつかまされたのか、いまだ俺が予想していたような事態にはならず、多少の焦りを感じていた。
「でも勉強だけの実力が結果になるわけではないのよ」
カタリ…と和穂は立ち上がり、俺の傍らに来たかと思うと、俺の股間に向けて、ほっそりと繊細そうな手を伸ばしてきた。
俺は、やっと効果がでてきたかとほくそ笑んだが…
「賢君、悩んでいるのは分かるけど、君の身体にはよくないわ」
耳元に柔らかい息とあまやかな髪の香りに思わず俺もクラリとくる。
「煙草はまだ貴方には早いから…ね?」
は…?……和穂の手は俺のポケットをまさぐり、偶然的な甘い刺激を残して去っていく。その手には香を焚くのに使ったライターが握られていた。俺は違うと弁解してやりたかったが、本当の事を話すわけにもいかない。
そして、俺の側に再び近付き、顔を覗き込むようにして顔を近付けてきた。
「これは黙っていてあげるわ‥‥」
そう言いながら、甘く熱い吐息をはきかける和穂‥‥そして、どきまぎする俺に魅惑的な笑みを浮かべ、その手は俺の股間のファスナーをゆっくりと下ろして行く。
そして、中に手を入れて期待でガチガチに勃起っていた肉棒を取り出したのだ。
その肉棒を見て、ゴクリと俺にも聞こえるように喉を鳴らす和穂‥‥
「こんなに大きくって、立派なんて‥‥それも、こんなに硬くしちゃって‥‥悪い子ね‥‥」

いきなり和穂の唇が俺の唇を塞いだ。
「でも、私を襲うなんて感心しないわね」
俺の首筋に注射針が刺さり、俺はそのまま朦朧となった。
「カウンタードラックを飲んでいるからお香や媚薬の効力は半減になるのよ」
彼女はクスっと笑った。
「進路の件だけど、便宜を図ってもいいわよ条件があるの」
するとガチャリとドアが開いた。
「先生、もう始めてますな」
彼は女生徒に人気がある社会科教師だった。そして夕菜はセーラー服に首輪で繋がれていた。
「残念ね、私の娘って処女じゃないし真性のMなの」
「相手は僕でね、当時は家庭教師だったけど再会した途端に燃え上がってこうなったのさ」
「くっ!この鬼畜野郎がぁ!」
「いいじゃん親公認だし」
「今なんと言いましたか…」
「当時から生徒を喰っていて娘がそれで発情してご近所に住んでいた榊先生とやってしまったのよ」
俺は逆に罠に嵌められた事に気が付いた!
………座る俺に跨ってきた和穂の爆乳を押し付けられ、苦し気持ち良くて変な妄想をしてしまった……ここには、俺と和穂しかいない。
内心ほっとした俺を、和穂は欲情で潤んだ目で見つめていた。

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