PiPi's World 投稿小説

香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 94
 96
の最後へ

香港国際学園 96

「…い…ま…いじ…び…ざん…ぷぎゅる!」
感電しまくり何を言ってるのやらさっぱりの才英を踏みにじり桐生悠里から、制服と『エモノ』を受け取る今泉姉妹。…車載用の12.7mm重機関銃を軽々と抱える妹、茜。そして剣と呼ぶには余りに大雑端な鉄塊を担ぐ姉、碧。
「準備は良くて?茜?」
「ハイ、お姉様!」
眼鏡の下の狂気が光る。
ついさっきまで、火力と装甲でゲリラ学生たちを圧倒していた生徒会の戦車部隊。ソコヘ今泉姉妹が立ちふさがる。
「…今泉姉妹っ…?」
泡を食ってブレーキを踏む操縦手に車長の蹴りが入る。
「馬鹿野郎!いくら奴らでも真正面から戦車には…」
どすん、めきめきめき…。
「…す…素手でハッチを…?」
車長がそのまま引きずり出された。
続いて砲手も(ネコ掴みで)引きずり出された。戦車の砲塔に取りついた碧の仕業だった。茜も同じような要領で、操縦席から操縦手を引きずり出している。
「ひいぃぃぃ!」
「いいい…命ばかりはぁ…」
「かくん(死んだフリ)」
なりふり構わず命乞い(死んだフリ)する乗員。しかし今泉姉妹の答えは『ひとつ』。
「…ごろじ…ぢゃダメ…」

感電するにも構わず今泉姉妹を正気に戻した才英の、蚊の鳴くような声。
「……」
ぽいっ…べしゃっ。
「雑魚に構ってる暇はありませんわお姉さま」
ぽいっ…べしゃっ。
「もう…茜ったら…」
ガハハハハハ…
「やるのう!同志北川!」
たまらず豪傑笑いの黒岩。才英のひと声が、制服姿の○ーミネーターとベルセル○を制してしまったのだ。
「…」
地べたに這いつくばる車長…。周りに気取られぬよう、拳銃を構える。射線には才英…。
「何してるか?」
「自決…みたいには見えなかったよな?」
悠里と眞澄が車長を取り押さえる。
「殺すと才英怒るからなぁ?」
眞澄の手が股間に延びる。
「公平に『片っぽ』ずつですだよ?」
続いて悠里…。ぎちぎちっ
「やめ…」
ぐしゅっ

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す