PiPi's World 投稿小説

香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 90
 92
の最後へ

香港国際学園 92

「実際、やなくが負けたのは相性が悪かったからだ。」
理人はそう言うと誠一の前から姿を消した。
燵摩の背後に回り、龍爪を繰り出す。
燵摩はそれをオロチの氣で受け止めた。
「ふん、そうはさせねぇな。」
燵摩は誠一達に向かって氣を飛ばす。
が、それは誠一達には当たらなかった。理人が龍砲で叩き落としていた。
「こいつは、29代目橘家頭首、橘理人が命に代えても殺す。そうしねぇと、やなくも刀機も死んじまうしな。わかったらさっさと行け!」
「わかった、死んじゃだめだよ。」
「美咲を泣かしたくないから死なん。」
誠一達は恭介の待つ体育館に急いだ。
「まぁ、いいか。橘には恨みもあるしな。」
「自業自得だろ?お前の先祖は橘家の人間でありながら、私利私欲の為に人を殺しまくった。だから、放逐されたんだろが!」
「黙れ!!!愚かなクズどもを殺してなにが悪い!?」
「千二百年後の子孫も愚劣らしいな。」
「殺してやる!」
「それは、こっちの台詞だ。」



「くそ、腐っても五虎将軍。流石の強さだ。」
「もう息が切れたのか?お前の得意の龍砲も俺のオロチには通用しないなぁ。」
「まだだ。まだ最後の手が残ってる。」
そう言うと理人は銃を燵摩に向けて構えた。
「だから、俺には効かねぇって言ってんだろが。」
燵摩は余裕を醸し出している。
「これは、只の龍砲じゃない。橘流龍砲術、最終奥義、神龍覇王殺だ。こいつを撃てば、一月は寝たきりだ。」
「たった一月か?」
「普通に撃てばな。俺の全龍の氣を込めて撃てば、俺の腕も一緒に消えちまうかもしれん。」
「面白い。受けてやろうじゃねぇか!」
燵摩は身構えた。
「・・・・橘流龍砲術最終奥義・・・・神龍覇王殺!!!」
理人の銃が一瞬、光ったかと思うと、光の龍が燵摩を襲う。
そう言うと理人は銃を燵摩に向けて構えた。
「だから、俺には効かねぇって言ってんだろが。」
燵摩は余裕を醸し出している。
「これは、只の龍砲じゃない。橘流龍砲術、最終奥義、神龍覇王殺だ。こいつを撃てば、一月は寝たきりだ。」
「たった一月か?」
「普通に撃てばな。俺の全龍の氣を込めて撃てば、俺の腕も一緒に消えちまうかもしれん。」
「面白い。受けてやろうじゃねぇか!」
燵摩は身構えた。
「・・・・橘流龍砲術最終奥義・・・・神龍覇王殺!!!」
理人の銃が一瞬、光ったかと思うと、光の龍が燵摩を襲う。
オロチの氣を最大限放出し、神龍を受け止める為、燵摩はその場に踏みとどまった。
ドンッ!!!
「ぐおおおおぉぉぉぁぁ!!」
神龍に食いつかれ、燵摩は後ずさる。
「な、なめんなぁ!!」
ドンッ!!!
燵摩の渾身の気合いで、神龍はオロチの氣に屈した。
「勝ったぞ!!!今こそ晴らす!!千二百年前の恨み!!・・・・い、いない?」
理人が居なかった。力を使い果たして倒れていると思っていたが、そこに理人は居なかった。
「おおおおぉぉぉっりゃ!!!」
理人は燵摩の上から、、龍爪を繰り出す。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す