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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 62

誠一はそんな事を言いながらも足早に寮に向かう。
実は男と女の身体が入れ替わる時は、性欲が高まりムラムラとくるのだ。
そんな感情を抑えながらも、誠一は奈々子の手を引き自室に向かう。そして奈々子も、こんな時の誠一が牡獣に変わる事を理解していた。
だが、自室に入った誠一はある事に気付いた。それは絵里子が付いて来ていたのだ。
だが、そんな誠一に構わず笑顔で抱きつく絵里子・・・
「ねーえ・・・私も誠一のおっきいの・・・味わいたくなっちゃった・・・」
そもそもはレズであり、かつてのレズ相手のお姉さまに処女は捧げたが男性の経験は無い。それ故『女の誠一』が好きな絵里子であったが、あの巨根に惹かれていた。
それが他人なら気にはならなかったが、他ならぬ誠一である・・・絵里子は誠一なら男でもいいと思ったのだ。
誠一も耳をくすぐる絵里子の甘い言葉が理性を崩壊させていく。奈々子も『しゃないわ・・・』と言う顔で2人を見ていた。
もう誠一は本能のままに絵里子をベットに押し倒し、獣と化したのである。

自称160cm(公式記録は154cm)の誠一は170cmある絵里子を押し倒す。
180cm近い奈々子の場合もそうだが、どうしても母に甘える息子か、もしくは姉と弟のじゃれあいに見えてしまう。
しかも、奈々子も絵里子も単純な筋力では男の時の誠一より強い。
だから、その気が無ければ押し倒すなんてできないのだが・・・
「きゃっ!、いやんっ!・・・奈々子、ゴメンネッ!」
口ではそう言っても押し倒されたことを喜び、奈々子には済まないとも思っていない表情である。
「まぁ、ええわ・・・マコちゃんやから2人相手でも関係あらへんし・・・」
一応期待しつつ部屋に来た奈々子は、おあずけを食った形になり、服を脱ぎながら2人の絡みを少し羨ましそうに見ていた。
絵里子の方は、誠一がもどかしげな表情を見せながら乱暴に服を脱がせていく。
すぐに絵里子の巨大なブラに包まれた100cm越えの美乳が露になる。絵里子も奈々子も、確かに体格が大きいので数字も大きいが、カップもそれ以上に大きく見事な張りを見せている。
まさしく胸に存在する巨大な山脈であった。
誠一がごくりと唾を飲む。自分も女の時巨乳だが、こうやって脱がせて行くと見慣れた物でも興奮するのだ。

「ではいただきますか…」誠一はゴクリと生唾を飲むと絵里子の胸にしゃぶりついた。獣と化した誠一は、絵里子が感じているのかなど気にもせず、己の欲望の赴くままに、絵里子の乳首を舐め回し、こねまわす「あぃぃ…すごい…」絵里子はこれまでに見たことも無い誠一の姿に恐怖も覚えたが、また愛おしくも思った…(ちっちゃい身体でホントにかわい〜感じてきちゃうよ…)
誠一が絵里子との行為を終えようとしていた頃、生徒会長公元主姫のもとに向かう一人の男がいた…男の身の丈は190ほど、軽装だか効果的な薄手の皮の鎧を身にまとい黒いジャケットをはおい灰色のウェーブがかかった美しい髪が端正な顔立ちによく合っている…男の名は陸童刀機…学園で並ぶものはいないと噂されるほどの凄腕の能力者である…彼の能力は『具現化』てありとあらゆる物を自在に作り出すことができる。しかも彼の作り出す盾、ディフェンダーはありとあらゆる能力を無効化するリフレクトの効果を持っている…「しかし何故今頃になって動き出したの…?…刀機…」公元主姫も彼が近づいていることを感じていた…
・・・一方、誠一の方は、絵里子の乳房からようやく顔を上げていた。
確かに本能的に絵里子を求めたが、女の身体になり女の快感のツボを知っている誠一は絵里子の快感をきっちりと引き出していた。
そして絵里子も、そんな快感に身を任せてるうちに、一生懸命『男の子』してる誠一に母性本能をくすぐられ愛おしさがこみ上げてきていた。
それを表すように絵里子の瞳は濡れ、唇は何かを求めるように微かに動く。
誠一は、その唇に引き寄せられるように唇を重ねる。女の身体を持ち、心も分かる誠一は、何も言わなくても絵里子の求めてるものを理解したのである。
軽く重ね合わせるだけの口づけであったが、絵里子の中に甘く痺れるような陶酔感が流れ込んできたような感じであった。
レズの絵里子は、元来男に嫌悪感を持っていたが、男と女の性を持ち、女のツボを理解している誠一の行動全てが、絵里子の心を溶かし蕩けさせていた。
絵里子は生まれて初めて男を受け入れたいと思ったのである。

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