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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 180


その頃、誠一は…「ふむ…素晴らしいものですね…神剣の力というのは…まあ的があの程度では本当の力は計れませんが…あなたもそう思うでしょう?誠一さん?」アドルフの目の前には天叢雲剣の的約にされた能力者たちが山積みにされ横たわっている…そしてアドルフの傍らには裸同然の姿の誠一が…その顔色はもう生気すら失せたようである…「さあ…ゴミを片づけて続きを始めましょう…」アドルフが天叢雲剣を一振りすると亡骸の山は業火におおわれた…誠一はそれを顔色一つ変えずに見守っていた…
「いきますよ...誠一さん...」アドルフが声をかけると首輪をはめ、裸は丸見えのシルクのワンピースに身を包んだ誠一はアドルフにしたがった...「今日は何度目だったかな誠一?」長身のアドルフは小柄な誠一を抱き上げる「次で五回目です...」「そうかい?まだ五回目か...じゃあ、たっぷりと可愛がってあげないとね...」誠一はもはや抵抗する素振りすら見せない...完全にアドルフの性奴隷になってしまっているのだ...
時を同じ頃、理人はトレーニングを終え一息付いていた。
「ふぅ」
息を整え、汗を拭う。
もう時間、は誰に聞いても「夜」と答えるような時間帯だ。
吐いた息が少し白く濁る。しかしこの冷気がトレーニングの熱を冷ましてくれて心地がいい。
そんな心地よさの中軽いノリの声が響く。
「ちわー、ミネルヴァの者っすが、橘理人さんでしょーかー?」
燃えるような赤毛の少年は背中に二本、腰に二本の剣を携えている。
「用件は?」
理人が短く問うと「喧嘩をしにね」「そうか。だったら、」
「消」
の声を発音するとともに理人は手に気を集中する。
「え」
の音を空気に振動させるとともに、地面を蹴る。
「ろ」
の形に口を形を変えた瞬間、竜爪が赤毛の少年の胴を貫く。
「暇つぶしにならないな」
と理人は屍に背を向けた。ところが「ひっでえなぁ。いきなりかよー」ぼう、という音とともに赤毛の少年は立ち上がる。
「ほう。便利な能力じゃないか」
理人が振り返る。ぼう、という音は赤毛の少年の腹が燃えていたのだ。

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