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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 175

「時間を止めるって・・・お前も神の能力じゃないか・・・」
「私は世の中に干渉しない・・・世の中に干渉する者を『狩る』だけ・・・貴方は世の中に干渉しすぎた・・・貴方の存在は人の害にしかならない・・・」
光一は構えを取るが、神狩人は悠然と歩き続ける。
「それから・・・私に『神の奇跡』とやらは全く効かない・・・安心して滅せよ!」
次の瞬間・・・光一の身体は切り刻まれ・・・地に落ちて行く。
神狩人は光一の身体を拾い集めると、袋に詰めていずこかに去ってしまったのだ。

ただ、その場にいた者がいたとすれば気付いただろう。その袋が怪しく蠢いていることを…

「久しぶりだな、橘理人!」
「貴様は、ゴルドー!」
応援を呼びにいった理人だが、校庭中央にてゴルドーと対峙していた。
「俺は…!俺は貴様を許さない!!」
龍の氣を発する理人。「はっ!いい感じだ、『ブラッディ・バーサーカー』!この俺を楽しませてくれ!!」
「昔の俺とは違う。その事を教えてやるよ『アンデット・バーサーカー』!」
「楽しませてくれだと!?」
「ああ、だが今じゃねぇ。お前は後だ。ミネルヴァとの最終決戦の時に決着を着けてやる。ここじゃギャラリーが少なすぎるからな。」
「後と言わず、今着けてやる!!」
「慌てるな。それより良いのか?今頃、陸董や裏切り者の光一がピンチだと思うぜ?」
「どういう事だ!?」
「自分の眼で確かめな。俺はより今のお前に興味は無い。昔のお前を殺してこそ、価値がある。」
ゴルドーはそう言って、理人の前から姿を消した。
「追っ手は二人…いや三人か…」刀機が一人になったことを見計らい刺客は三方から迫ってきていた…刀機はまず、前方の敵に向け剣を伸ばす…「ミネルウ゛ァの刺客か?」前方の敵はすんでのところで剣を交わす「さあねぇ…アンタの実力のほどを見せてもらおうか?俺たちの正体が知りたけりゃあ、力付くでやってみなよ!!」「ならば…そうさせてもらおう!」
しかし刀機は嫌な感覚に囚われていた…自分の攻撃を仕掛ける前から相手に先を読まれているような…暗がりが明け、三人の顔が露わになる…刀機はその中の一人の少女に見覚えがあった…その少女は刀機が最も良く知る人物「カ…カナン…」

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