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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 18

夜栄はブルンとした誠一の巨乳を両手で後ろから掴む。
「ちょっ!・・・胸掴む事ないだろっ!」
そう言いながらも誠一は電撃を放ち、敵を撃墜していく。
「ふふっ・・・いいじゃない・・・減るもんじゃないし・・・」
戦闘中とは思えない緊張感の無い言葉で夜栄が返す。誠一の言う通り別に胸である必要は無い。単に夜栄の趣味である。
瞬く間に撃墜していく誠一・・・その誠一の胸をクニクニと揉むだけの夜栄・・・どこに視線を移して良いか困惑する才英・・・
さほど時間を必要とせず、大半の男子生徒が撃墜されていったのだ。

「うぅ〜ん…他人の至福の時間を邪魔するなんて…野暮な奴らだな」
残り50人位になったとき、茜に自分のモノをくわえさせていた男子生徒が、モノをズボンの中に戻しながら立ち上がった。
才英には彼の泣きぼくろが印象に残った。
こちらを見据えた彼はかなり美少年だった。全体的におっとりした感のある彼は、おっとりした感じに自分の名前を言った。
「やあ、こんにちは。僕は市川 定春(ていしゅん)っていうんだー。君ら、名前は?」なんと緊張感のない奴だろうか。それでも思いながらも、三人は名乗っておく。
「鈴木 誠一だ」「北川 才英」
「雨宮 夜栄よ」「うん。誠一ちゃんと、才英君と、夜栄ちゃんね。二年?俺は一年だけど、下の名前で呼んでもいいかな?いいよね?」
何が楽しいのか、微笑みながら尋ねてくる定春。その問いを無視して、喋る誠一。
「茜を放せ」
「どうして?彼女も日頃、誰彼かまわず犯してるじゃない。それなのに自分は犯されたくないなんて、わがままだよ。」
「御託はいい。放さないなら痛い目を見るぞ」
誠一が戦う意志を見せる。しかし定春は落ち着き払って
「わあ!かっこいいねー。君、女の子にもてる女の子でしょ?」
と尋ねてくる。これには誠一もキれたのか
「夜栄!行くぞ!電気の供給だ!」と叫ぶ。
ところが夜栄の返事はない。
「おい!夜栄!」誠一が振り返ると夜栄の肩を棒のような者が貫いていた。
「何だ?」
才英が短く問う。そして気づく。
−爪だ−

定春の爪が急激に伸びて、夜栄の肩を貫いている。
しかもそれは保健室の壁をも貫いている。鋼のように硬化しているのだ。
定春は人差し指の爪を戻しながら言った。
「ありゃ〜気ぃ失ってるね。そんなに痛かったのかな?」

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