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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 137

「君がこんな場面に付き合うなんて、大分馴染んできたじゃないか?陸!」やなくは一人、向こうを向いて、突っ立っている刀機に近づく「カナンちゃんにも着せたかったなあ…あの子いつもメイドみたいな服しか着てないしなあ…実は陸童くんの趣味やったりして?」つたやはみんなの笑いを誘う「あれは…奴の趣味だ…」「まあまあ慌てて弁解しちゃって…」
刀機はやはり目のやり場に困りながらも出口に近づいた、するとカナンが空間転移して現れる「もう行くのか?刀機?」「こういう場面にはいないほうが俺はいいだろう?」「せっかくカナンちゃんにも良さそうな服あんのになあ…」二人は無言で去っていった「ははは!照れてやんの〜」
部屋を離れ自分たちの部屋に向かう刀機とカナンしかし…「おかしいです…転移場所を何者かに曲げられて…」二人は校舎裏の森林に叩き出される「そんな…空間転移に干渉してくるなんて…」「何の真似だ?鈴木誠二?」
「はは!初めましてだよね?刀機さん!あなたと話してみたくてさ」「貴様と話し合うようなことはない」「僕が君の体の秘密を知っていてもかい?」「何?」「僕は兄ちゃんや橘さんたちのような甘ちゃんじゃないよ…あなたの中に存在する霊剣クサナギに興味があってね…」その事実は刀機とアドルフ、供給システムの開発者である沢井教授を除いては一部の出資者しか知らない秘密である「貴様…どこからその…」「アドルフ本人からさ…」誠二はためらわずに答える
「君のような未完成の人形が持つにはもったいない代物だよ…霊剣は…ってのがアドルフさんの話ね…」誠二は魅力的な笑顔を見せる「闇烏は兄ちゃんに取られちゃったからさあ…まあ君たちが殺しあってくれたら、一番いいんだけどね…隙を見せたらいつでも奪わせてもらうよ!あっ、そうか、奪う=君が死ぬなんだったね…ははは、まあ用心するように!」そう言うと誠二は複数の烏とともにスウッと姿を消した「まて!奴は何故おまえに…」「それはご想像におまかせしますよ〜」…そのころ、つたやの部屋では…

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