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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 130

「この子もなんぎな奴に惚れたもんやわ…あの虫くんに惚れていたとわ…ほんまに…」「でも、銀城先生の気持ちはわからなくもないです…」悠里がボソッと言う「人を好きになるのって理屈じゃないんですよね…」「なんや、急におしゃべりになったなあ!あんたも惚れた男に対しては黙ってられへんタイプかいな?それにしても、えらいつくしてるみたいやないの?」
そこに誠一たちが到着した「お邪魔しますよ…って銀城先生まだ寝てるし…」「よう来たね鈴木くん!あれ?北川くんは?」「彼は後から来るんじゃないかなあ?来れたらだけど…くくく」やなくはいつの間にか茶の間に座り込み、お茶をすすっている
「誠一くんまで来てくれたんはいいんやけど、理事会のことは、まだようわからんのよ…」「へっ?」「ハッキングもダメ…ラジコンの偵察機まで飛ばしてんけど、やはりガードが堅いなあ…」「理人君たちからの連絡も無いみたいだからなあ…」
「まぁ、ハッキングは私の専門ちやうけんどね。理事の中いうても色々あるんよ。私らがまだ学園生やってた時からね」
なにやら含んだ言い方をしながら、やなくの隣で自分の湯呑みに白衣の女は砂糖を入れた。
「あ、誠一君達、砂糖はいくつ?」
「いや、僕は別にお茶をいただきにきたわけじゃないんで…」誠二や晶のこともあるためか、誠一はいつもより冷たい印象を受ける「あら、誠一君はもっと人なつっこい子だと聞いていたんだけど…」

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