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神に仕えし者たち
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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神に仕えし者たち 3

ホーリーと白龍の出会いは、龍ヶ岳の山頂だった。
白龍が突然、ホーリーの前に現れたのだ。
「あなた、何者?」
『私は神に仕える龍です』
白龍の言葉に、ホーリーは首を傾げた。
「神様?」
『はい。私を遣わしたのは、この世界を創られた神なのです』
白龍の話によれば、この世界には創造主と呼ばれる神が存在するらしい。その神は世界の様々なものを創造し、管理しているのだという。そして白龍はその神の使いであり、世界の調和を保つために行動しているのだとか。
魔王が出来上がり、その魔王を倒すために白龍が遣わされたらしい。
「へぇ……」
ホーリーは興味深そうに話を聞きながら、自分の身体を見下ろした。
『で、私の子、聖龍を産んでもらう母体としてあなたを選んだんです』
白龍はホーリーに説明した。
「は!?僕は男性で妊娠なんてできるはずがない!」

ホーリーは声を上げた。しかし白龍は微笑んだままだ。
『大丈夫ですよ。私の魔法を使えば子を産む身体に変える事くらい簡単ですから。龍ですので卵生ですがまーこの世界でいうダッチョウサイズの卵だと思ってください』
「え?そんなこと出来るのか?」
『出来ますよ。私の力とあなたの魔力の波長がとても相性が良いので、きっと素晴らしい聖龍が生まれますよ』
白龍はそう言うと、ホーリーのお腹に手を当てた。すると一瞬だけ光が発せられて、ホーリーは眩しさに目を閉じた。

『これであなたは聖龍を孕める身体になりました』
白龍はその間に人の姿になっていた。
「あなたが先程の白龍か?」
ホーリーは目の前に現れた美しい白銀髪の男性に
確認する。
『えぇ。龍の姿ではあなたと交われないですからね』


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