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孕ませ屋のシンちゃん
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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孕ませ屋のシンちゃん 3

「オギャア〜!オギャア〜!」
食事を楽しんでいると、隣の部屋から赤ちゃんの泣き声。
「あら、弥生が呼んでるわ」
「きっと弥生ちゃんもお腹が空いちゃったんですね」
「オギャア〜!オギャア〜!」
「はいは〜い、今行きますからねぇ〜」
皐月さんは隣の部屋へと急ぐ。
ちなみに今の彼女の服装は豊満な裸体にエプロン一枚のみ。
やがて戻って来た彼女の腕の中には彼女の一歳になる娘さん…弥生ちゃんが抱かれていた。
父親は…そう、僕。
弥生ちゃんは僕が一年前に皐月さんに仕込んだ種が実を結んだ結果…。
ちなみに僕の種付け師としての初仕事だった…。

「ふぅ〜、ごちそうさまでした…」
「おそまつさまでした♪」
食事を終えた僕は制服を着て学校へと向かう。
そう、幾人もの女性を妊娠させ、既に数人の子の父親とはいえ、僕の本分は高○生なのだ(もっとも今の時代、父親という概念自体が無いに等しいのだけれど…)。
「それじゃあ皐月さん、行ってきます」
「ねえ、次はいつ来てくれるの?」
「次ですか?そうですねぇ…昨夜の種付けで妊娠していなければ来週またお伺いします」
「はぁ〜、赤ちゃん出来ちゃったらシンちゃんとはお別れなのよねぇ…何だか寂しいわ」
「僕も寂しいです。皐月さんとは身体の相性良かったから…」
「あら、嬉しい事言ってくれるじゃない。もう一人お願いしたくなっちゃうわぁ〜♪」
「その際には是非よろしくお願いしますね♪」
そして僕は皐月さんと熱い包容と口付けを交わし、彼女のマンションを後にしたのだった…。


女性の細腕一つでそんなに何人もの子供を育てられる物なのか…という疑問もあるだろうが、それに関しては何の心配も無い。
この時代、いわゆる“子育て支援”の分野は完璧に近い程に充実していた。
少なくとも経済的な負担は一切無いと言って良いだろう。
むしろ子供を産めば産むほど優遇される。
男性を激減させた脅威のウィルス大流行から五十年を経た今なお人口回復の兆しが見えない物だから国も必死なのだ。
また“子供は産んだが育てる気は無い”という女性のための養育施設も、かつてとは比較にならない程に充実している。
読者諸氏の時代の価値観からすれば、それって人としてどうなのか…と思う所だろうが、この時代にはそれもまた一つの生き方として普通に受け入れられている。
国としてはとにかく産んでくれさえすれば良いのだ。
社会的にも人口が増えるのなら大歓迎。
あのウィルス流行以降、親子や家族に対する価値観やその在り方は大きく変わっていた。


さて、学校である。
この時代の学校と言えば、その人口構成上、事実上ほぼ女子校だ。
僕の通う県立高校も男子が極端に少なく、1クラスに1人居れば良い方…といった具合である。
それからこの時代の学校の特徴としてもう一つ…それは、大きなお腹の女生徒が数多く見られる…という事である。
もちろん太っているという意味ではない。
彼女達は妊娠しているのだ。
何せ文科省が妊娠・出産を奨励しているのだ。
今や高校生妊婦など珍しくも無かった。
「新太郎、そろそろ安定期だから・・・」
隣のクラスの津田留美が大きなお腹を摩りながらやって来た。
「留美、だいぶ話題になっているようだけど。」
「昔ならそれ程珍しい事でも無いと思うけど。」
出生前の診断で双子でしかも両方、男である事が分かっていた。
「大丈夫、ちゃんと元気な子を産むから」
留美は母性に満ちた表情で大きく膨らんだボテ腹を撫でる。
僕と留美は同じ孤児院で育った間柄で、高校に入る前から互いの事は知っていたが、孤児院にいた頃は男っぽい服装や遊びをしていたので、彼女の女らしい仕草には戸惑う事も多い。
「ねえ、名前はどうする?」
「な、名前・・・?」
「もうッ!赤ちゃんの名前に決まってるでしょ!」
「調子狂うな。女って子供ができるとこんなに変わるものかな」
「男の方が変わらなすぎるんだよ」
そう言って留美は呆れたような表情を浮かべる。

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