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女子プロレスの世界-NO・01
官能リレー小説 - アブノーマル

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女子プロレスの世界-NO・01 23

田山悦子もまた ちょっとの空き時間を 睦美と明日香に会い
励ましてもらった

この時は 睦美も明日香にも 先輩女子プロレスラーとしてではなく
親友として話した

気安く 新弟子が先輩に話している所を見られたら 大変な事になるので

悦子は 睦美たちと すぐ別れた

悦子もまた ちょっとだけ 苦しい気持ちが軽くなった


新人・入門オーディションの募集締め切りが終わった

これまでで 10078人の応募があった

書類・選考審査は12月15日まで 行われ 合格者には 受験番号の書いた葉書が届くようになる

葉書が届くのは 毎年2月1日

それまで 誰が書類審査突破したかわからないようになっている




8月の巡業から 飯野麗と根沢秀美が雑用に参加するようになった

11月 飯野麗がプロテストを受験した
見事 合格した

そして12月23日デビューした

デビュー戦の相手は 警察官時代の後輩だった星村亜希子だった


昔は後輩だった星村亜希子だったが
女子プロレスの世界では先輩である

新人女子プロレスラー飯野麗には
巨大な壁だった

7分40秒 飯野を持ち上げ アルゼンチンバックブリーカーでギブアップ勝ちした

年が変わった 1月3日から女子プロレスは新年の幕開けだった


1月中旬 根沢秀美がプロテストを受験した 見事合格した

ちょうど その頃 やっと 田山悦子と


三瀬栄美が雑用に参加するようになった

2月3日の早朝 事務所に 意外な人物がやってきた

国会議員鈴木典香だ
典香は 睦美の伯母である

典香と睦美は 睦美が女子プロレスに入門する前に 会って以来だった

事務所の 一・部屋に 睦美と たまたま一緒に居た 佐和子副社長・

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