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女子プロレスの世界-NO・01
官能リレー小説 - アブノーマル

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女子プロレスの世界-NO・01 22


7月7日 第3試合 プリンセスクィーンを制した鈴木睦美に
JAPAN・Jr.女子シングル王者の牧瀬美優とのノンタイトルのチャレンジマッチが組まれた

鈴木睦美が もちろん勝てるはずもなく
4分56秒 コブラツイストでギブアップした


だがその試合を会場で観戦していた少女には 鈴木睦美の姿が 憧れの対象へと変わったのだ

中学3年生 家元 翼
彼女は 大人しい 暗い少女だった
彼女は たまたま女子プロレス好きの母親に誘われ女子プロレスを観戦した

学校での彼女は友達も居ない
空気みたいな存在

彼女は 今の自分自身が嫌いだった

そんな彼女に 鈴木睦美の やられてもやられても 必死で向かう姿に

心を奪わた



一方 今年入門した新弟子

4人のうち 2人に レベルの差が出でいた


根沢秀美と飯野麗は 次のシリーズから巡業に参加が濃厚だ

2人は このまま行けば プロテスト受験の許しが出で それに合格すれば

デビューできる 来年入ってくる者たちと練習生をする事はないだろう
三瀬栄美と田山悦子は コーチの厳しい指導に 心が折れかけていた

7月30日 巡業終えた 先輩たちが寮に戻ってきた

三瀬栄美は 小佐野美穂を待っていた

栄美は トイレの掃除中
ちょっとの 移動時間中に 美穂に会い
「美穂 先生 私 苦しんです 女子プロレスラーに なるのが こんなに 大変なんて 先生の側に居たいだけだったのに」

栄美は ポロッと涙を流した

美穂は「栄美ちゃん 今は 辛くても耐えるのよ 」

そう言うと栄美を抱きしめ
頬に軽くキスをした

栄美は 救われた
栄美は 早く女子プロレスラーになって美穂の 近くに 側に そう思うようになった

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