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母と姉は巫女さん
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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母と姉は巫女さん 2

結局黒い霧は姉さんの体をさんざん撫で回した後、扉の隙間から去っていった。
子供の体から追い出したものの、父親に取り憑いて更に強くなったのだろう。
一応除霊できた子供はしばらく母さんが面倒を見ることになり、今度は父親を姉さんが除霊することになった。

また同じ時間帯に同じ場所で儀式が行われる。
ただし、今度は大人だし当初より悪霊が集中しているので、父親は褌一丁で荒縄で縛られた上に目隠しもされている。
「あのう、本当にこれで除霊できるのでしょうか?」
そんなことを言っている父親は少年とは全く似ていなかった。
話によると少年は孤児で彼が引き取ってシングルファザーをやっているらしい。なので儀式をやっている間は少年はずっとこの家に居るということになる。

未だに褌だけの姿の少年も儀式を見にきていた。
父親の事が心配なのだろう。自分が同じ立場でも同じ事をしたと思う。
なんだかわけありの家庭らしい少年は、不安そうに柱の影から見ている。
その背後に近寄り、話しかけてみる。
「不安ならこっちに来たらいいよ」


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