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なんでも?言うこと聞いてくれる?年上彼女
官能リレー小説 - ラブコメ

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なんでも?言うこと聞いてくれる?年上彼女 2

その夜、夕食を食べて風呂に入って、いつも通りの夜を過ごしていると突然、酒谷さんからメッセージが来た。完全な不意打ちでビビった。

内容は…

「今日のことはごめんなさい」

という短い文と、なぜか酒谷さん自身の自撮り。
凄く可愛らしい方なんだけどいったいなぜ……あ、かなり胸、デカいな。あの時は気づく余裕なかったから…

………まるでオカズにでも使え、と言わんばかり。いったい何を考えてるのかわからない。

自撮り写真に写る酒谷さんが身に着けているのは、ピンク色のお洒落な下着だ。
Gカップはあるんじゃないか?と思う。

とりあえず返信しておこう。

「ありがとう。でも怒ってないし、こんなことしなくても酒谷さんを僕はとっくに許していますよ」

送った後、この写真はありがたくオカズに使わせてもらって僕は寝た。


次の日、空はどんより曇り空。
天気予報を信じて自転車は使わず歩いて学校に行くことにした。
時間は倍くらいかかるが苦になるほどでもない。

お昼の授業に差し掛かるあたりで雨が降り始め、6時間目が終わったころには本降りといった具合。
傘も持ってきていてよかった。

帰り道も気を付けて……と校門をくぐったところで、見覚えのある車が停まっているのに気づく。

校門を出て、少し離れた所だ。
学校内からはみえにくいように気をつけているみたい。
僕が近づくと、中に乗っていたのは酒谷さんだった。
洒落た眼鏡をかけて、一応変装してるのかな?

「雨だから迎えに来たの」
「ありがとう。でもわざわざどうして?」
「今日は午後休みだから、いいかなと思って」

6歳も上だと、社会人だよねと思いながら酒谷さんの車に乗り込んだ。
一応辺りを確認して、知ってる顔に見られていないことがわかると酒谷さんが車を発進させた。

「自転車、直せるんですか?」
「ええ、うちの父親が。そんな大したことじゃなかったのですぐに直りました」
「ごめんなさい、本当に…」
「いえ、そんな、心配してくれてありがとうございます」

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