PiPi's World 投稿小説

美人マネージャー
官能リレー小説 - スポーツ

の最初へ
 0
 2
の最後へ

美人マネージャー 2

「お願い、冗談だったの」
「そして、処女だろ?」
「ますます調教しがいがある」
密約を交わしたキーパーは俺より背も高くてがっしりしている。太い腕で浅倉の手を掴むと彼女も逃れられない。
「浅倉、和伊に挨拶しろ」
「助けて!」
「すまんね、どうせ推薦目当てでマネージャーやってる女だから、性格がアレで」
「美少女はみんなそうだよ」
「じゃ、俺はこれで」
「調教が進んだらDVD送るよ。また試合があったら、負けてあげるから」
「悪いね」
俺は和伊有道の家を後にする。うちの学校では女子生徒は定期的に何人かいなくなるから、特に話題にもならないだろう。
浅倉が従順になって帰ってくるものいいし、新たにマネージャーを募集するのも悪くない。

しばらくすると家にDVDが届いた。見てみると、ドキュメント風で、最初は浅倉が猛烈に反抗的で金属バットで攻撃してきたりするも、体躯と腕力の差で彼女はあっさり撃退されて逃走までに至らない。
次の日の浅倉は手錠を外されると、泣き落としと自分から脱いで油断させておいて和伊の股間を蹴り上げる。
この流れだと、捨て台詞とともに逃げるパターンが一般的だが、和伊がガチで睨みつけて一喝したので、彼女は腰を抜かす。
震えながら和伊に従う様子を見せつつも、処女喪失が望む相手でないので涙目だしブチ込まれてからもマジ泣きしていた。行為が終わってからも泣き止まない彼女に和伊は優しく毛布をかけてやる。
その次の日は眼を腫らしていたが睨みつけるでもなく、和伊が出した朝食を食べていた。
しばらくして行為を始めると切り出すと、素直な態度で応じて教えられるままに奉仕をして生本番に望む。
徐々に戸惑いから悦びに表情が変わり、最後は結局和伊の精力と体力について行けずに失神する。
その後日彼女が目覚めると、トロンとした眼であきらかに和伊に対してこれまでと違った感情が芽生えているようだった。
浅倉は和伊にこれまでの非礼を詫びてしおらしくなって新妻のように接して共に食事をして入浴していた。
なんともストーリー仕立てで、抜く場面もなく最後は勝手にしろという感想しかない。

部員の中には文化系と掛け持ちしていたり勉強もできるやつもいるけど、俺はサッカーしか能がない。
レギュラーだから教師も甘くしてもらっているみたいだ。
周囲の気遣いや温かい目があるのも知っているので、俺は野球部の奴らのように大きな顔はしない。
授業もおとなしく受ける。眠い時は寝てしまうが、イビキはかかない。
三時間目の休み時間に窓際でザワザワしてるので、俺も行って校門の方をみてみる。
大男と女子生徒がいる。和伊と浅倉だ。彼女は一週間近く監禁されていたが、また学校に来れるようになったみたいだ。
それにしても、和伊の存在感はすごく、凶暴な大型犬のようで、それに寄り添っている浅倉は心から慕っているようにみえる。
とりあえず行くしかない。
「浅倉、生きてたんだ。よかったな、首へし折られなくて」
「北条くん、僕のドキュメント見てくれた?」
「あんた、笑顔もちょっと怖いな。表情ではギャップ萌えにならないぞ」
「ご主人様を悪く言わないで!」
「伶香ちゃん、ごっこはもう終わったんだ。僕もサッカーと柔道の掛け持ちで忙しいいんだ」
和伊は彼女の頭を撫でながら言った。
「浅倉も離れたらどうだ?命があっただけ儲けものだし、五日も何あったかごまかすの大変だろ」
「私は、それなりに楽しかったわ。大人になれたって…感じで」
「大人なら、現実と折り合いつけろよ」
「そうね、これ以上は旦那酸の取り過ぎになっちゃう」
浅倉は名残惜しそうに和伊から離れる。
「伶香ちゃん、マネージャーらしくちゃんと部員にご奉仕するんだよ」
「はい、ご…和伊くん」
「ずっと監禁だろ?太陽が眩しくないか?」
「あんた、あのDVD誰かに見せたら…殺すわよ」
彼女は急に鬼の形相で俺を見ながら言う。
「おいおい、怖いな」
「私は、和伊くんがどうしてもって言うから、仕方なく…」
「あいつにしかデレないんだな」
「まあいいわ、ご褒美のセックスって約束…一回じゃダメだって和伊くんに言われたから、いつでもいいわよ」
「そうか、言ってることは変態だな。でも、前より色っぽいぞ」
「いろいろ、教えてくれたの。人生損しない考え方とか…エンジョイとかエキサイティングとか」
「なんでもいい、部室が汚くなってるから掃除しといてくれ」
「しょうがない人たちね」
浅倉は嫌そうに言いつつも、表情はどこか嬉しそうにしている。


,
の最初へ
 0
 2
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

スポーツの他のリレー小説

こちらから小説を探す