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邪宗ふたなり教
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪宗ふたなり教 10

後日、私は各学部共用棟にある学食横にあるベンチに座って食事をしていた。私の母親が少々キツイと言うのは知られ渡っており、この学園に真の意味で友人と呼べる人は居ない。友人と言っても姉妹揃って同じ学校に通っていると言うのが数人のみ……みんな母親の手前で“良い子”を演じているのに過ぎない。
「青柳雫御姉様か」
この女学園に通う生徒から卒業生まで誰もが一度は耳にした事がある美少女、大学部や高等部の御姉様からは“妹にしたい子ランキング”でも常に上位。初等部や中等部でも“御姉様にしたい先輩ランキング”でも人気だ。先生からも信頼されている優等生で後輩に対しても優しい。
何故、お兄様とセックスしていたのか……接点が分からない、お母様が知ったら激怒するだろう。あの人は兄に対して過保護過ぎる所もある。だから東京の大学に合格しても敢えて地元に残ったのは彼の反抗期だろう……。
「(懺悔室にいこう)」
私は学園内にある礼拝堂に行き、片隅に置かれている懺悔室に入った。先生にも言えない悩みを聞いてくれるシスターのお陰で時には大きな問題にならずに済んでいる……正直言えば今回の事は胸にしまっておくのは耐えられないでいた。



「雫様」
「やはりね……でもこれで彼女も誘い出す事は出来るようになるわね」
懺悔室の隣に部屋ではシスターは心配そうな顔になる。彼女もまた“信者”だ。
信者の殆どはキリスト教徒や仏教徒だがキョウコ様は双方の信仰を認めている。無論カルト教団であるこのふたなり教の発覚を防ぐ目的もあるが双方の宗教は男女の色恋沙汰もあるのでガス抜きと言う役割だ。このシスターも若い頃に神父に暴行され誰も相談出来ぬまま都会を彷徨っていた所にキョウコ様に出会ったと言う。程無くしてその神父は死んだ……死因は心不全だがキョウコ様との行為に高齢の心臓が耐えきれずに麻痺したのだろう。
「シスター、彼女の性格から相当なブラコンと言う事は確かね」
「その兆候は小学三年生からです」
「彼が高校三年生ね」
「お風呂に一緒に入らなくなったと言う事で男女の意識したと言う」
「はい……雫様」
シスターは膝をついて雫の一物をしゃぶり始め、雫の足はシスターの衣類を捲り上げると特注の貞操帯が見える。彼女もフタナリになるとこの女の園でお勤めをするのは大変な事であり理事長がツテを頼って特注したと言う貞操帯、鍵を預かっていると言う辺りを見ると信頼関係があるのだろう。
「彼女はよくここを?」
「はい……」
「監視を頼みます」
「雫様の言葉はキョウコ様の言葉です」
「頼みます」
雫は彼女に深く頭を下げる。


雫は都内某所に教団施設に足を運んだ。例の少年が保護されている。
「雫様」
「どうですか?」
マジックミラーになっている大きな窓を覗き込むと信者女性の胸を揉んでいる。少年の肉棒は貞操帯により自慰すら出来ない。

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