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邪宗ふたなり教
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪宗ふたなり教 9

キョウコ様に魅かれて信者になるのはアウトローも例外ではなく中には彼女をモノにしようとして接近したら信者になっていた人も多い。更に商売敵である警察や弁護士さえもキョウコ様の虜になる……。
「雫よ、彼をモノにしておけ……少し荒っぽくするぞ」
「はい」
雫は良心が痛むが自分の居場所を守る為と言い聞かせた。


 数日後、和弘が通う大学構内に制服姿の雫が居た。名目上はボランティア活動の打ち合わせである。
「私は貴方の事が好きです」
「……こんな男でもいいのか?」
「はい」
雫は漸く気がついた、出会った時からこれまでの男性とは違う魅力がある事に。
和弘も長く抑えていた恋心を受け止めてくれる人を求めていた。数時間後、和弘は自宅にある自分の部屋に雫を通した。母親はPTAの付き合いやらで家に居ないし、妹二人は塾か友人宅……父親は夜遅くまで帰ってこない。
「あの、和弘さん」
彼は雫の唇に自分の唇を合わせた。
「君の全てがほしいんだ」
「あ、私は」
「君は女の子だよ……孤児院の人から聞いたけど好きな事に変わりは無い」
胸を優しく触れると雫はトロンとする。そしてワンピース型の制服が脱がされ、高校生にしてはボリュームがある胸と尻が露わになった。
「うふぅうっ!和弘さん、私は義父との肉体関係を持ってます……」
「かまわないよ……」
ベットに押し倒されるも雫は抵抗する事もなく股を開くと和弘は下着の股布をずらし舌で愛撫する。自分でも驚くほど躊躇無く舐めていた。視線を移すと窮屈なテントを張っている彼女の肉棒が見える。
「和弘さんの肉棒……大きいぃ」
無意識のうちにズボンごと脱いでいたのだろう、雫は臆する事もなく自分の肉棒をしゃぶり始めた。
「青柳さん、汚いよ」
彼女はしゃぶるのを中断しない……強ち養父と肉体関係を持っていると言うのは本当らしいが和弘は拒絶しなかった。寧ろ奪いたい一心で溢れていた。
「入れるよ」
雫は何時も自分が寝ているマクラの上に頭を載せている、ヒクヒクと肉棒や秘所から先走り液が出ている。今まで養父、いや見知らぬ男を惑わせた子を宿す鍾乳洞に和弘の肉棒を差し込む。
「うっ、これが……」
締め付ける感じが違う……そして腰が自然に動くと雫の肉棒も動く。
彼は童貞ではない、高校時代に一度だけセックスした事がある。ずっと恋心を抱いていた幼馴染の処女を奪っている……その相手は程無くして転校、当時の和弘はモンスターペアレンツになった母親の事を考えるとよかったかもしれない。雫を初めて見た時に魅かれたのは初恋の幼馴染と瓜二つであったからだ。
「和弘さん、私を名前で呼んで」
「し、雫」
「もっと、ついて……私が壊れるまで」
和弘は一気に腰の動きを強める、その時ドアの僅かな隙間から覗く視線に気がつかないままに……そして雫に自分の精子を体内へと注ぎこんだ。


「(お兄様が……)」
その行為を上の妹である一葉は自分と同じ女学園に通う女子生徒を知っていた。背丈はそんなに変わらないが“憧れの御姉様”として名高い高等部の青柳 雫である事を……無論重大な校則違反になる、だが兄の事を考えると誰にも言えなかった。気がつくと自分の部屋に戻り制服のまま自慰に耽っていた。
「おにいさま」
スカートを捲り上げてショーツ越しにクリを刺激する……きっかけは低学年の時に幼稚園時代の親友が通う普通の小学校にある昇り棒で遊んでいるとマタがしびれて気持ち良くなった、後で姉が読んでいる雑誌でこれがオナニーである事を知って週末の夜にしていた……だけど、お兄様とあの青柳御姉様が恋人でしかもセックスしていた事に複雑な思いをしていた。私は何時からお兄様に恋をしているのか……分からなかった。
「い、イクゥウ!」
何時の間にかショーツの内側に手を入れてクリを弄ってイッてしまった。一葉は濡れたショーツを脱ぎ捨て、愛液で汚れたベットシーツを剥いだ。後で洗濯場に持っていこう。


私服に着替え、ショーツを隠したシーツを抱えて階段から降りるとドアの音がして身を隠す。青柳御姉様が帰宅するらしくお兄様と共に玄関を出た。お兄様は私が帰宅している事に気がつかない様子で玄関ドアの鍵を閉めた。
「……」
私はただ洗濯機を回して考えた。

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