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邪宗ふたなり教
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪宗ふたなり教 7

アキコも雫の生い立ちとかは知っているので同情しているのだ。


数日後、詳細な書類が届き教団施設にて理事長とキョウコも交えて検討する。
「ただ大学生の長男は童貞と思われますが……詳細は不明です」
「ふむ、雫よ……お主にも若い信者をつけようと思っていた所だ、誘惑しモノにしてもよいぞ」
「!!!」
「彼との接触は御膳立てします」
「分かりました」
「私は夫を誘惑するわ」
別の男性信者幹部が言う。
「モンスターペアレンツのターゲットに関してですが……少々面白い噂がありまして」
その噂の真偽を確かめるには少し時間を有するのでその間に男性二人を籠絡させる事にした。
「アキコ、雫よ期待しておるぞ」
「「はい」」


関 和弘……地元名門私大二年生、経済学部在籍。名物教授のゼミ所属しており進級に必要な単位は取得済み、その教授がボランティア活動に熱心であり今日も孤児院でのボランティア活動している。
「じゃあ、雫ちゃんは妹と同じ女学園か……」
「はい」
地元名門女学園の制服にエプロンのみと言う姿は可愛いく見えるが同時に小柄な体に反比例する胸と尻は男を誘っている用にも見て取れる。漸く未就学児の世話が一段落して庭で差し入れのジュースを飲んでいる。
「(ウチの妹とは段違いだな)」
自分には中等部と初等部に通う妹が居るが上の方が生意気盛りだ……自分との距離も置きたがる。下の方はまだまだっ子供って言う感じがするが……。
「あ、あのぉ……メアド交換しませんか?」
「……えっ?」
雫が通う所は男女交際に厳しい事で有名だが建前になりつつある噂を聞いたこと在る。
「バレてもボランティア活動で必要ですって言えば生活指導の先生も納得してくれるから」
「じゃあ」
赤外線通信でアドレスを交換した、同年代の異性の子とは初めてである。
その理由は異常な程に母親は自分に女友達が出来るのを嫌っていたので高校時代は勉強漬けになり、修学旅行さえも無駄と言って文句を言った程だ……最もその後は父親が校長や教頭、担任の目の前で母親の頬を叩き土下座したらしくこの時から夫婦仲が悪くなった。本命の東京にある某有名国立大よりも地元の名門私立大を選んだのも反抗かもしれない。気がつけば授業かバイトとボランティアを巧みにこなす優等生になっていたが何処か物足りない感じがしていた。

その後、職員さんの急用で外出する事になり夜間の人手が足りないと言う事で泊まる事にした。週末で雫ちゃんも大丈夫と言う事である。未就学児数人の風呂の補助中に悪がきの悪戯でずぶぬれになり衣類を脱いでそのまま風呂に入る事になる。
「あ、大丈夫か?」
うっかり年頃の娘が居る事を忘れていた、雫は顔を真っ赤にする。

「(本当にいるんだな)」
よく孤児には先天性/後天性両性具有症候群の子が多いと言う話を聞いてはいたがここに居る孤児院に居る女児全員そうらしい……小さな男性器が生えている女児を見て実感する。
「和弘さんは初めて見るんですか?」
「ああ……ウチの妹が行っている女学園も受け入れているけど反対意見が多いからなぁ」
「え?」
「ウチの母親がその切り込み役でね……この分だとモンスターペアレンツ認定されてもおかしくないさ」
モンスターペアレンツ認定されると学校立ち入り制限が科せられ、更に教職員や他の児童生徒若しくは他の親に何らかの損害が生じた場合は刑事訴追、そのまま離婚となる場合も珍しくない。

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