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邪宗ふたなり教
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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邪宗ふたなり教 5

未知のウィルスに関してはキョウコが預けられた夜、コウノトリポスト近くにあった研究棟でウィルス実験の最中に器具がトラブルを起こしウィルスが流出、この事故が隠匿されており奇しくも新生児であったキョウコが感染していた事は雫の義父らの調べるまで露見しなかった。更にキョウコは生い立ちを知ってしまい、両親と双方の一族に対する憎しみは計り知れなかったと言う。
「(私の義父が教団に加担したのはこのせいかもしれない)」
雫は禁慾牢の鍵を差し込み重厚な扉を若手男性信者らが開ける。そこには数日前にキョウコの洗礼を受けた信者らが禁慾にされ呻いている。何れも性器は疼くもイケない、しかもその間の自分の食事からトイレの世話まで他の信者がするのだ。
「(私の様な先天性両性具有者はキョウコ様の精液に耐性を持つ……その研究もしている)」
「雫様、設置終わりました」
雫は頷き作業した男性信者らに言う。
「戻りましょう」
重厚な扉が閉められた音は中にいた信者の声すらかき消した。

いろいろ考えながら雫が戻ると、キョウコはまた別な女信者を犯していた。
ずっと穴断ちをしていたキョウコがたったあれだけで満足できるはずがないのだ。

まだ大学生の美女を四つん這いにさせ、自慢の極太な聖肉棒で貫きながら、天を仰ぐキョウコ。
女子大生は犬みたいによがりながら絶頂に達し、肉棒を反り返らせて精液を飛ばしていた。
絶頂とともに膣がキュウッと引き絞られて、キョウコを悦ばせる。

美しい女教祖の顔が僅かに快楽で歪む。
キョウコ「〜ッ、ハァッハァッ!」
キョウコは女子大生がイクと、自身は射精せぬままに膣からイキリ勃った聖棒を抜きさる。
股間の極太は主人のキョウコに抗議するように疼き、脈動していた。

キョウコ「雫、戻ったようだな。そろそろ集会の時間だ。禁欲牢の様子はどうだ?」
雫「先程の新人は数日を要しますが……後は大丈夫です」
キョウコの表情は全員出せと言う事か……これが一ヵ月も穴断ちすれば信者全員の社会生活にも及ぶ事は身をもって知っている。今回はこれ位で済んでよかったと思う……やはり今の信者獲得システムでは時間がかかるが警察にマークされない用にするには今のシステムがいい。
キョウコ「雫よ、もう少し愛想をよくな……同じ仲間としては時折不憫に感じるぞ」
雫「勿体無いお言葉です」
集会場の裏にある場所にて二人は話し終えると他の信者が恭しく頭を下げる。
キョウコ「次は母子か……うむ、たのしみじゃ」
雫は頭を下げてキョウコを見送る。



ふたなり教の信者の多くは普通の生活をしている……一つは仲間を探す為であり様々なルートを駆使する。
「ふぁ」
雫は上品に口元で欠伸を噛み殺していた。
一見してお嬢様学校だがここも教団の息がかかっている……理事長が信者になりキョウコ様の聖なる秘所が欲しくって生徒を差し出しているし名門でありながら両性具有者を受け入れているのもキョウコ様の力である事は確かだ。
「雫お姉さま、ごきげんよう」
「あら、おはようみゆきちゃん」
自分よりも背がある後輩でも卑屈にならないのは鬱積を昨夜で吐いたからだ。それにしても可愛い、漆の様な黒髪がサラっと流れて思わず自分が持つ糊で汚したくなる、髪だけじゃない……彼女の秘所も。
「(いけないわね……みゆきちゃんには普通の生活が……)」
無論、この学園は社会的責任と言う名目上両性具有者を受け入れているが今でも反発はある。


放課後、彼女は理事長室に居た。
「これは雫様……昨夜はご苦労様でした」
「そちらも無理は禁物です……所で相談とは」
「……中等部の保護者会でまた両性具有者の受け入れを中止するようにいわれまして」
「両性具有者全員が性欲魔ではないのに……」
「まあ、モンスターペアレンツっていうでしょうか……程々困っております。この前も私の弱みを握ろうと探偵まで雇う始末……」

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