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痴漢女子高生里奈
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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痴漢女子高生里奈 4

入学式が始まるのに何か時間がかかって、予定時間を大幅に遅れて式が始まったけど、先生たちはそわそわして落ち着かなかった。
隣に座っていた新しいクラスメイトが携帯を見せてくるとワンセグにニュースが写っていた。
字幕速報で読みづらかったけど、「教員が痴漢の現行犯逮捕」と表示されていた。
(あ〜、あの男。リーマンじゃなかったんだ)
式はプログラムを大幅に変更して無理矢理予定時間に終わらせた。
教室に入ると皆その話で持ちきりだった。
あの男に犯されながら犯しちゃった女子のことを思い出すとチ○チンが疼いてきちゃう。
トイレに行きたかったけど、チャイムが鳴っちゃったので席について何とか我慢する。
40歳くらいの男の先生がオドオドと入ってきて挨拶を始めるけど、皆ザワザワして質問するチャンスをうかがっていた。
自己紹介もそこそこ、新しい教材を持って早く帰るように言われた。
「ちゃんと名前を書いておくように。詳しいことは後日説明する」
「せんせ―、ここの教師が痴漢して捕まったってマヂっすか〜?」
「詳しいことは後日って言っただろ!?人の話はちゃんと聞いてなさい!」
異様にピリピリしている。
「んだょ、何に対してなんか言ってねーじゃんかょ」
質問した男子は口の中で罵った。
先生は取材で何か聞かれても答える義務はないから無視するようにと言うと解散させた。
窓から外を見るリポーターはハイエナのように学校を取り囲み、取材ヘリコプターはハゲタカのように空を旋回していた。
重たい教材の入った袋を下げて外に出ると、入学式に参列した保護者が取材陣に自分を売り込むように質問に答えている。
私は下校生徒の群れに混じって取材の波から身を守りながら駅に向かい、着いた頃には半分以上は取材の餌食として捕まった。
里奈は電車に乗ると人心地ついた。
「ウッザイよねあれ。質問の回答を意図的に言わせようとしてんのバレバレ。カメラなかったらぶん殴ってやりたい」
「一番ぶん殴りたいのは痴漢先公だよな。いい迷惑だっての」
里奈と同じ学校の生徒が周りの迷惑もかえりみず大きな声で愚痴をこぼしあっていた。

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