PiPi's World 投稿小説

雌雄同体児童化 男児小学生らの痴態記録
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

の最初へ
 8
 10
の最後へ

雌雄同体児童化 男児小学生らの痴態記録 10

最も彼は幸運とも言える、僅か数年で同級生らは人では無く既に処分されている……ユイもそれを知る度に無力感になる。
「向うで何が出来るか分からないけどね」
忍はユイの頭を撫でて囁く。
「君は勇気がある」


数日後、シーザーの性転換コードが発動兆候が確認されたのでメディカルカプセルに……人工子宮モードにてシーザーは眠りについた。
「ユイ、こうなると彼女を亡命させるからな」
「はい……」
別の士官も分かってはいたが……実際見ると帝国の残忍さを実感できる。
「それとシーザーの一族もあの一件に関与していた」
「……人体寄生植物事業に」
「ああ、それを故意に地球のレジスタンスに流した」
その結果が……無論その情報はエリリオン軍も掴み潰している。

地球型惑星で尚且つ文明を構築した生物種が居る星は発見するだけでも難しい……人体寄生植物はその名の通り人体を苗床にする植物で殆どがエリシオンとヴィリンスがある太陽系にある惑星内で発見された植物遺伝子を組み込んだ“人為合成植物”であり、家畜児童を苗床にして鑑賞を楽しむ輩もいる。エリシオンでは人権と惑星固有種保護のためにご禁制、ヴィリンスでは貴族の趣味として定着している。
「彼女は知らないのですね」
「そう考えるのも妥当だろう……“レスクタクの大杜海”を知れば、誰もが襲うさ」
エリシオンとヴィリンスとの争いは複数の中立惑星国家や小惑星コロニーも生み出している、双方の愛国主義者からの迫害から逃れる為に自然に集まり両陣営が講和するのを模索している。レスクタクは中立国家としては最古で当時の大統領は両陣営が講和する事を望んでいた、しかし先代皇帝側近の一人に癪触る事になり、大量人体寄生植物の種子を首都に散布、数日で大杜海に変貌した。
エリシオンは無人探査機を派遣した時には手遅れであり、外部への拡散を防ぐ為に“大温室”を構築し手入れと監視しその直後に立ち上げたレスクタス臨時政府も数年後エリシオンへの併合する事を国民投票にて賛成多数で可決した。ヴィリンス帝国に与する事は同胞を売り捌くのと同じなのだ。
「地球で起こされると取り返しがつかない事ですよ」
「ああ……」
ユイもその事実を知った時には恐怖が支配した。首都を覆う樹木は全て人が植物の種子や苗により変異されたのだ……。

併合とは言ってもエリシオンはテラフォーミングした星を“レクスタス自治領”として扱う事になるも故郷と同胞を失った彼らの怒りは留まる事を知らない、ヴィリンス帝国内でもこの一件は度が過ぎたらしく首謀者になった側近を罠に嵌めて処分する事になり、過激派であるレクスタス義勇軍に情報をリークして側近本人とその一族全員を人体寄生植物に寄生させた。しかも帝都にある側近の邸宅でだ……この様な事もあり大量破壊兵器の使用は暗黙の了解で地球では使用はされてない。
「帝国はどうするんでしょうか?」
「さあな……ただ時期帝位継承者争いは過熱している事は周知の事実だ」
地球を帝国植民地領にすれば帝位継承の実績としては十分であるが、有力候補であったハウラウ王女が断念……部下らの戦力を含めて消耗が激しい事や現皇帝陛下が病に伏せた事で内乱の可能性が高まった事による備えが理由だ。


,
の最初へ
 8
 10
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

性転換/フタナリの他のリレー小説

こちらから小説を探す