軽く身体強化しても感じやすく発情し易いのだ……。
「ありがとうございました」
「もう後戻りはできないぞ」
「はい、それでも両親やみんなを奪った敵が憎い」
日本政府としても以前から士官留学の案は出ており今回ユイが希望を叶える形で許可が下りた、今頃日本政府は批判や反対意見の対応しているだろう、だが事態は地球全体の明暗に関与するのも事実で地球が持つ技術では数年後に征服されるだろう。



賢人が気が付いたが体は全く動かない……全裸で整列していたのだ。栄養満点は本当らしく不思議と満腹感がある。そして脳内に響いた。
「ちゅ〜も〜くっ、家畜人になった君達にはこれから自分の意思で行進してもらいま〜す。買い手に気に入る様にね〜〜」
足を見ると靴が履かされているが足首に何かある。
「聞かないとこの子の様に足が爆発で無くなるよ」
それは膝から下を失った少年の姿だ……全員恐怖に震える。やがて進行方向を示す矢印が空間ウィンドウに投影され歩き始めた。
「全裸で歩いても風邪一つならないからね〜〜ファームは」
巨大な人工惑星、それがファームであり帝国圏内の重罪人矯正施設……帝国圏内宙域には複数あり常に移動している。
帝国は既に地球にある複数の国家を征服し植民地にしている事は賢人らも知っている、だが日本人が質が良い事も把握され日本征服を目論むも敵対する勢力が複数の艦隊を送り込んで阻止。長期戦によりジリ貧になり資金に苦しくなり侵略を担当する方面軍が強硬策に出た。侵略を担当するのはロイヤルファミリーでも次期帝王候補になっている王子と王女らで功績も帝王に相応しいか決める様だ……今回は王女ハウラウが側近らの部隊を動かした様だ。
「気に入ったぞ。ケントとやら……私の愛玩人形に相応しい」
賢人らはセリ前の展示となっており標本にされた昆虫の様に展示されていた。目の前に立つ女性は貴族の様な服装にマントを羽織る。何よりも美しく肉棒が起つ。
「！」
「ふむ、睡眠学習による刷り込みは大丈夫だな、母親の方は確保できるか？」
側近が確認し耳打ちすると彼女はニコリとする。
「慈悲に思うが良い、お主は母親に改造されるのだからな」
「？」
すると展示ユニットが動いた。そしてある区画に……賢人は驚く、まるでオプジェの様に飾られた女性達……否腹部には似つかない機械と一体化している。
「ここは子宮型改造装置のラボだ。例の試作機は？」
するとハウラウの眼の前に着地し膝をつく少女……蝙蝠の様な羽を持っていた。
「これはハウラウ様、失礼ですがこの様な下賤な所は余り姿を見せない方が？」
「兄らの浪費でわらわの配下まで迷惑を被っているわよ、可也無茶して取って来たサンプルはどうかしら？」
「文句はありません、こちらに」
賢人は変わり果てた母親と再会する。
下半身は虫の遺伝子を持つナノマシンが注入した自身の卵子から作成された追加ユニットでありアラクネの様な姿になり、胸は豊胸され乳首は肉棒に……本人は抵抗しているが首輪はめり込んでおりドロイド兵数体で引っ張っているのだ。
「母さん」
「いやぁ、みないでぇええ！」
ハウラウは不敵な笑みを浮かべた。本来の秘所も涎を垂らし息子の肉棒と同じサイズになった乳首からも雫が出る。その匂いに賢人の肉棒は反応する……。
「慈悲だ、一晩息子と過ごせ……それが雄として最後だ」
母親と賢人が気が付いた時には巨大な室内に居た。それは檻であり大きな窓があり動物園の様な施設だ。
「……賢人、私も自我を失うわ。その前に私はエリシオンから派遣された調査員だったの」
「！」
「侵攻は予想されていて私らは備えていた、だけど地球の各国政府も利害関係があり進まなかった」
自然と脚が母親の方に……何かを引き付ける物質に賢人の脳は酔い始めているのだ。
「そして侵攻されこの星の各国政府はエリシオン本国が公式に呼びかけるまで知らないふりをしていた。ンッ！」
賢人は秘所を舐め始めたのだ……無理もない自身は今や雄を捕獲する生体兵器に組み込まれている。
「ああぃ、賢人っ……いいわ、貴方は明日の朝には雌雄同体にされる。二度と戻る事は出来ない……自我を保ったまま……」
賢人がキスを求めると彼女も応じる、二度と逢う事はできないだろう……もし次に会う時には相打ちになれば御の字だ。



ファーム内にて家畜児童にマスクが装着された、その途端に口が細長くなり鼻が何かに反応した。
「はい、これはフェラチオマスク。これからザーメンの味を覚えて貰うからねぇ」
家畜児童らは驚く、既に性教育も済ませておりザーメンの意味を知っているのだ。生体ドロイドが目の前に来ると膝立ちになり生体ドロイドの股から肉棒が出た。彼らは生け捕りにされた男性らであり生体強化と洗脳されており老廃物を精液に変換する改造を施されていた。