「……」
デレた表情に男はショーツを脱がす……特注の貞操帯により陰茎化した陰核が固定されている。サイス的に言えば少年と同じサイズでエラも形成、そして精液は出るのだが精子は無い……東瀬　瑛は先天性両性具有症であり両親は共に女性、簡単に言えば生殖細胞から精子を造り出した過程で遺伝子操作により胎内で育つ程度でミスが起こり性器に男性器の特徴が出てしまったのだ。彼女の両親は海外に移住し結婚し娘を設けた、同性婚に対して日本は中々法的整備が進まず業を煮やした同性愛カップルらは海外に移住するケースが相次ぎ人材不足を危惧した企業からの要請により同性婚でも社会的地位や各種保障が明文化された。
先進国は元より新興国を含めても可也年数が掛かっているが同性でも子孫を残せる方法が商業化したのも大きい……とは言え瑛の様な子供は日本の学校にすんなり受け入れられたとは言い難く、差別や偏見に虐め被害を恐れた教育機関やＰＴＡが拒絶、その子供らを受け入れたのが主の父親に当たる紳士であった御堂河　丈が理事を務める学園法人であり初等部〜大学部が存在し町そのものが学園でもある。一ノ瀬　陣は御堂河　丈の私生児になっているが実際は戦略結婚により陣とその母親を御堂河一族が抹殺に動いてしまったのである、母親は乳のみ子の陣をベビーシェルターに預けた後に事故死に見せかけて殺されている。それが発覚しかけた上に陣は高卒後に軍に志願しＫ国とＣ国の平和維持活動に従事し戦闘も経験しているからだ。陣としては自分の出生に関しては気にもしてなかったのだが御堂河家にとってみれば陣の職業は危険過ぎる。偽装殺人に関しては時効や主犯全員死亡で口止めの為に一ノ瀬家を分家として認めた訳だ。こんな厄介な半生と事情を持つ陣に仕えたのが瑛である。
「陣様ぁ」
「……本当にこの子は……」
陣は３０歳であり瑛は２２歳だ。
瑛の両親、まあ双方とも華族の血を持つ令嬢であったのだが女学園育ち故に“他人の男性”に対する恋愛感情が全くない状態になり恋人になるも双方戦略結婚されそうになり駆落ちし海外に移住したのだ。戻ってこれたのも日本政府の必死のお願いによるものだが……。
「ぁん！すわれるぅぅ！」
陣は瑛のモノを拘束していた貞操帯を外ししゃぶり秘所を弄る、普段はクールな瑛もこうされると牝になる。牝汁を出さない様に高めると陣は仰向けに寝ると瑛もその上に跨る……。
「ぁ……陣さんの肉棒頂きまぁああすぅ」
瑛は秘所を陣の肉棒に合わせるなり腰を下ろした。



「ぁはぁ、どうです新作の貞操帯」
「うん、中々セクシーだ……メイド服ではなく執事服に包まれているからな」
絶頂された瑛は腰砕けになるので陣は風呂と一緒に入るのも何時も通りだ。

普段は執事服に包まれ容姿端麗な顔立ちにより男女問わずモテる……学生時代は中学入学時に少々問題が起きた以外は至って普通、ではない。元々複数の名門女学園とその町にある共学私立高校が共に理事長後継者不足と生徒数減少で経営難になる寸前に統合し共学化したので男女比の比率が正常ではない上に多感なお年頃の少女が多い……そんな中に瑛を初めとする数人の両性具有症の少女を受け入れたらセックスする事は目に見える事態、が少子高齢化の抜本的な解決が方法が見つかり、性教育を施した上で中学生であれば当事者にセックスする事に合意なら大人らは目を瞑ったのである。つまり結婚に繋げる訳だ、これには反対する声もあるのだが……他国での労働者確保の為に移民、まあ我が国では“技能実習生”を当てがった結果を見ればリスクだらけだ。
「あの子の源氏名どうしましょう？」
「そうだな、リョウコにしておくか……労務先が”遊郭学園初等部”か」
簡単に説明すると“教育施設を模したセックスパーク”で遊郭を模した学園と言う事になり、女装型生体ユニットを導入しているのも特徴だ。


涼が朦朧とした状態から徐々に眼が覚めて来た。豊胸された胸には乳首が肥大しカリ首が形成、何よりも股間にある存在感にハッとする。
「俺のモノか」
「正確には遺伝子情報を元にして少年だった頃の肉棒を再現しているわね、タマは無いけど」
白衣を着た女性がうっとりしている。