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回復術士と女豹
官能リレー小説 - 二次創作

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回復術士と女豹 2

「こちらがフレア様とのノルン様の写真です」
男性が懐から二枚の写真を取り出して、テーブルに置いていた。不二子はその写真を手に取って見比べていた。
「本当にそっくりなのね。良いわ……その依頼引き受けるわ」
「ありがとうございます。報酬は金貨50枚を考えています」
「待って、報酬はその三倍を希望するわ」
「さ、三倍!?」
「王国の拐われた王女を見つけ出すのでしょう?これぐらい安い物だと思うのだけれど……」
「ふざけるな!!依頼する側だから下手に出ていたら、あまり調子に乗らないでもらおうか……」
男性は不二子の出した条件を聞いて、怒りで不二子の喉元に剣を突きつけていた。
「私をここで殺す気かしら?ここで私を殺したとバレたら大変なんじゃないかしら?」
さすが、数多くの場数をこなしてきた不二子である。喉元に剣を突きつけられていても、冷静さを失ってはいなかった。不二子は喉元に剣を突きつけている男性の方を見ながら笑みを浮かべていた。
「くっ!!」
男性は不二子の態度に更に怒りが込み上げてきたのか、剣を突きつけたまま、不二子の顎を掴んでいた。
「別にここで殺さなくても、人前に出られない顔にすることもできるし、商人に奴隷として、売ることだって出来るんだぞ」
「脅迫かしら?私はそんな脅しなんか通用しないわよ。それに、こんな良い体をしている女を簡単に手放すなんて勿体無いんじゃないかしら?」
不二子はドレスの胸元をさらに曝け出して、顎を掴んでいる男性の手に触れて、胸に触れさせていた。
「あん……もし、三倍の条件を通してもらえて、王女様達を連れ戻したら、国王様には内緒で、この身体を抱かせてあげても構わないわよ」
「ゴクンッ!!本当か……本当なのか!?」
「ええ……約束するわ」
「わかった……」
男性は不二子の誘惑と欲に負けたのか、不二子の喉元から剣を離して、なおしていた。
「フフ……交渉成立ね。それじゃ、早速行動を開始するわね。あっ……そうだわ。この3枚の写真は持って行くわね」
不二子は帽子を被りなおすと、秘密の部屋から出ていき、早速行動を開始した。不二子がケヤルの捜索を開始して、そんなに時が経たないうちにケヤルガの耳に入った。


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