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牝猫と富豪
官能リレー小説 - 二次創作

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牝猫と富豪 4

二人が捜索を中断したことを知らない泪は、タイムリミットが間もなくだと悟り、目を閉じていた。
「どうやら、泪さん。賭けは私の勝ちのようですね」
「そのようですわね。私、賭け事には強いと思っていましたのだけれど、どうやら今回は運命の神様は味方をしてくれなかったみたいですわね」
「それじゃ、泪さん。あなたのそのお美しい身体を抱かせてもらいますよ」
セルゲイは、泪の身体を抱き寄せると、泪の頬に手を触れさせていた。
「セルゲイさん、その前に一つお願いがあるのですけれど……」
「何かな?」
「汗を流すために、シャワーを浴びさせていただけませんか?汗の匂いが気になりますので……」
「ええ……構いませんよ。バスルームまでお連れしましょう。その後は、私の寝室で」
「ありがとうございます」
セルゲイは、泪に寝室の場所を教えた後、バスルームまで連れて行き、泪がバスルームから上がってくるまで寝室で待っていた。
セルゲイが暫く、寝室で待っていると扉を叩く音が聞こえ、振り向くとお風呂上がりでバスタオルを身体に巻いている泪の姿であった。
「セルゲイさん、お待たせしてしまい、すみません」
「いえいえ……そのお姿に見惚れてしまいました」
セルゲイは、泪のお風呂上がりの姿にドキドキしてしまったのか、胸の鼓動が高まっていた。
「さあ、お隣へどうぞ」
「フフ……お邪魔いたしますわね」
セルゲイがベッドの隣へ誘うと泪がセルゲイの隣に座っていた。
「泪さん、改めてこれからよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、こんな私ですが、よろしくお願いいたしますわね」
泪はセルゲイの手を取り、身体を密着させていた。泪が密着してきたことにより、素肌に触れ、ますます胸の鼓動が高まっていくのが伝わっていた。
「ゴクンッ……泪さん、それじゃ……良いですか?」
「いつでもどうぞ……」
セルゲイは、ようやく手に入れた美女の身体を抱くことができると、自分を抑えられなくなっていた。泪からの返答を聞いた途端に、泪をベッドに押し倒していた。
「そういえば、泪さんは異性の男性とするのは、初めてですか?」
「ええ…私たちにはお父さんを探すという目的があったもの。それに、妹達が独り立ちするまで見守らないといけないと思っていたから。まあ、それも昨日まではだけれど……」
「それじゃ……私があなたの初めて相手になるんですね。あなたのことを悲しませたりはしないと誓いますよ」
セルゲイは泪の綺麗な髪から頬に向かって触れながら、話していた。
「優しいんですね」
「女性には優しくするのが、紳士ですから。それじゃ、あなたのその美しい唇をいただきますね……ううっ……んん……あむ……」
セルゲイは泪の唇に自分の唇をゆっくり近づけていき、その美しい唇に口付けをしていた。
「うう……んん……あむ……んん……はむ……」
泪はセルゲイに口付けをされると、それに答えるかのように唇を重ねていた。
「うう……んん……あむ……んん……はん……泪さんの唇柔らかいですね。柔らかくて吸い込まれそうです」
「フフ……そんなこと言われたことないから嬉しいですわ。もっと、あなたという人のことを知りたいですわ……ううっ……んんっ……ううっ……」
泪はセルゲイと口付けをしていると、異性としてもっと知ろうと今度はこちらから唇を奪って、セルゲイの舌を絡ませていく。

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