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恋するアサシン(仮)
官能リレー小説 - 二次創作

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恋するアサシン(仮) 2

「わ、悪い、きみを安心させようとしただけなんだ。俺はきみの味方だ。」
「そうなんですか?ごめんなさい。」
不二子は申し訳なさそうに俺のそばに寄ってきた。
「本当に記憶喪失なのか?」
「はい、何も覚えてないの。でも、なぜかコロスケさんのそばにいると安心してきました。」
「お前の名前は不二子だ。名前も覚えてないか?」
「はい。」
「今日は、もう遅いから寝よう。お前の部屋は俺の隣だ。これからのことは明日考えよう。」
緊張感に耐え切れず俺は立ち上がろうとしたら手を掴まれた。
「まだ、怖いですから、もう少しだけそばにいてくれませんか?」
「いいよ。それで、君の不安が和らぐなら…」

「ありがとう…ございます…」
不二子は安心すると、コロスケに身を寄せていた。

(彼女を始末するなら、記憶がない、今がチャンスかもしれない。記憶が戻ったら、始末が難しくなる可能性があるからだ。でも、こんな状況の彼女を始末したところで、俺は誇れるのか…)
コロスケは不安で身を寄せてきた不二子の背中をさすりながら、頭の中で、悩んでいた。

不二子が突然僕の股間をズボン越しに触ってきた。
「ど、どうしたんだ?」
「入院中、私を診てくれていたお医者様が男の人はここを触られると喜ぶと言ってましたから。」
「ほかに何か言ってた?」
「これは気持ちよくなるマッサージだよって言って私の胸を毎日揉んでくれてました。ほんとに気持ちよかったです。」
あの医者、不二子が記憶喪失なのをいいことにいろいろ好き勝手やっていたようだ。
「不二子…俺は、そんなことをされても嬉しくないよ。」
コロスケは股間にある不二子の手を退けていた。

「ど…どうしてですか?」
不二子はコロスケに股間にある手を退けられてしまい、残念がるような表情をしていた。

「それはね…今の不二子は、記憶を失っていて、自分の本当の意思じゃないからだよ…それに好きな人じゃないのに、そんなことをしてもらっても嬉しくないんだ…」
コロスケは気を落とす不二子の頭を撫でていた。

「そ…そうなんですね…わかりました…」
不二子は気を落としたまま、立ち上がっていた。

「不二子…どこに行くんだい?」
コロスケが呼びかけるも、不二子は黙ったまま、立ち去っていた。

「記憶を失っているとは言え、言い過ぎてしまったかな…でも、俺は、殺し屋で彼女はターゲット、好きになるわけにはいかないんだ…」
コロスケは、頭を掻きながら、考え込んでしまっていた。コロスケが不二子のことで、しばらく考え込んでいると、不二子が戻ってきていた。

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