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バイオハザード
官能リレー小説 - 二次創作

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バイオハザード 17



その後、犯され続けて気絶したジルを見て、ハンターは思案していた。
この獲物を手放したく無い…ジルに限らず、レジーナやアリッサなど、今までモノにしてきた獲物を手元に置いておきたい…そんな欲求に駆られていた。
ハンターはジルを担ぐと、軽々と跳躍し、町の闇に消えていった…
ラクーンシティーの下水道のなか、一人の男が倒れていた。
黒い戦闘服を身に着け防護マスクをした男は、20時間ほど前にアンブレラの幹部から、極秘裏にGウィルスを入手するよう指令を受けていた。
Gウィルス開発者のウィリアム博士を射殺し、サンプルを入手したのだが…死の間際に、博士が予想外の行動をした。Gウィルスを自分自身に投与し、それによって、不死身の怪物に変異したのだ。
瞬く間に仲間は殺され、男は下水道に追い詰められた。
怪物の巨大な爪が、男をなぎ飛ばす。
男はそのまま、下水道の、さらに地下深くへ転落していった…


そして、20時間が経過した現時刻…
「…うぐ…」
男は目を覚ました。
怪物に裂かれた腹部に手をやる……
「…?!…傷が…無い」
ばっくりと裂けていたはずの腹部は何の傷も無かった。
しかし、体には変化があった。皮膚は青白くなり、赤い血管が浮き出ている。筋肉も肥大し、体の奥底から力がみなぎってくるような感じがした。
「まさか…感染したのか…?」
彼の変異は、まったくの偶然であった。

抗ウィルス剤を服用していた事、もともと特異体質であった事などの偶然が重なり、Gウィルスに感染しても、ゾンビにならずに済んだのだ。
とにかく帰還しなければ…
そう思い、地上を目指して下水道を進んでいく。
強烈な生存本能を持つ彼の名は、ハンクといった。

しばらくして、地上にたどりついたハンクは、停めてあった車を奪い町へ向かった。

「…?…車か?」
途中、林道で燃え盛る車を発見した。
近付いて見ると、そばに女が倒れている。
ハンクは車から降りて女に近付く。
「…アネット博士か」
そこには自分が射殺したウィリアム博士の妻、アネットが倒れていた。
全裸で横たわり、震えている。秘裂からは白濁した液が流れ出していた。
強姦されたという事は明らかである。

「おい、大丈夫か?」
彼女の上半身を抱え起こした時、ハンクに異変が起きた。

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