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宮野志保≠シェリー
官能リレー小説 - 二次創作

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宮野志保≠シェリー 14

そうして私は工藤君と一夜を過ごした。
次の日。
私は夢を見た。組織にいた頃のだ。研究に煮詰まった私は、研究所の中を彷徨い歩いていた。日頃の運動不足がたたったのだろうか、10分くらい歩いたところでつかれてしまった。見渡す限り薄汚れた壁、無機質に照らす照明だけであった。何気なく視線を下すと、扉の隙間から光が漏れていた。それと同時にどこからともなく一種好奇心が沸いたのだ、苦痛の日々の幕開けともしらずに。扉に戸をかけると老朽化しているのかなんだかすごく重かった。中に入ると無数の檻が放置されていた。どの檻もつかわれなくなって久しいのか所々破損し錆びていた。私はそのまま部屋から去ろうとした時、後方で小さな音がした。音が聞こえた方向を辿ると檻と檻の物陰に小さなゲージがあった。中を除くと今にも死にそうな子犬が目に入った。
生きているのが奇跡なぐらいだった。勝手に子犬を持ち出すことは出来なかったので私は研究の合間に通うようになった。初めは栄養剤を打ち、少し回復してきたら、ミルクや流動食を与えた。しかし子犬の病状はあるときから回復しなくなった。日に日に衰弱していく子犬を見て、私は禁忌を犯した。実験段階中の不老不死の薬剤を勝手に持ち出し、投与したのだ。子犬は快方に向かった。


研究の合間に自室で休息を取っていると、男達がやってきた。彼らは組織の憲兵だ。私は連行され、取り調べを受けた。罪状は横領と研究財産の破壊。私の行為は見られていたのだ。各ブロックに設置されている監視カメラによって。それからだ悪夢が始まったのは。薬をさらに隠し持っていないか身体検査が行われた。私の前に一つの籠が渡された。身に着けているものは全て脱げと。羞恥心がみるみる膨れ上がった。感情は過去に置いてきてしまったと思っていたが、それは間違いだった。裸で足を広げるように拘束された。検査がはじまった。まずひとりの男が近づくと、耳の中を見られた。続いて鼻の穴、口の中。そして薬を隠す最後の候補である、下半身を弄られた。陰毛をかき分けられ、、固く閉じた女性器を広げられた。複数の男達が覗き込み、確認箇所を触っては記録した。確認が終わったと一息つくと同時に、今度はうつ伏せの体勢を取らされた。ゴム手袋を再度着ける音がしたかと思うと、すぐに痛みが私を襲った。薄く毛の生えている肛門に指を入れられ、さらに内視鏡も入れられた。痛かった。内視鏡が抜かれると共に脱糞した、薄れゆく意識とともに。

目が覚めるとまだ全裸のまま椅子に拘束されたままだった。組織が下した判決は見せしめの意味も込めて、1か月間の性的陵辱行為だった。言い渡されるとすぐに、人の多く集まる共有スペースへ連れて行かれた。廊下を歩いている時の好奇の視線は痛かった。そして刑が執行された。執行官が罪状読み上げるとともに、男が洗面器を持ってくると私を羽交い絞めにした。

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