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戦争
官能リレー小説 - 戦争

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戦争 4

「…あぁ、あなたの赤ちゃん、産んであげるわぁぁ…だからぁ、あなたの子種、私のオマ○コにぃ…いっぱいちょうだいぃぃ!!」
「だ…だめ!出る…!あ!あぁ〜!!」
初めての膣の感触に堪えきれず、白濁した精液を吐き出す。
「あぁん…良いわぁ…童貞チ○ポがオマ○コの中でビクビク脈打ってるぅ…、精液を子宮へ送り込んでくの感じるわぁ…」
射精の疲労でチラつく意識の中、看護婦さんが絶対に妊娠しようと強く腰を合わせ、抱きしめる。
「暫くこのままで居てあげるからね…」
「は…はい…」
僕は柔らかな腕の中で僅かな時間を過ごした。


その後、衣服を正した僕は看護婦と別れ部屋を出る。
僕の相手をしてくれた看護婦も別室へと向かい他の男の相手はしなかった。
代わりに次の看護婦がベッドに着き次の新兵を迎えた。
そして、僕たちは配属結果の出る日暮れまで、待機用の体育館で戦友たちと初体験の自慢報告に花を咲かせた。



夕暮れの中、運命の時が来た。
整列した僕たちの前で教官が、名前と配属先を読み上げる。
一人、また一人と前線配置を言い渡される。
そして、僕の番が来た。
「アルア・カートン、バージニア小隊、配属!」
バージニア小隊、それは激戦区の前線部隊の一つだった。
僕は自分の運の無さを呪うしかなかった。
「以上である。全員起立!」
こうして、僕たちの配属先は決まった。
「ん…、辛気臭い顔をするなお前たち!前線で3ヶ月生き延びれば、自由性交の権利が得られるんだ。
それに手柄を立てれば、気に入った女を嫁として、独占できる権利も得る事ができるのだぞ。
死ぬ気で生き延びろ!以上だ!」
翌日、僕たちは各々の配属先へと送り出された。

激戦区キーセン。
現場についた僕はその光景に後悔を覚えずにはいられなかった。
町とは名ばかりの廃墟。ペンキのようにぶちまけられたおびただしい血痕。
大国マザートとカアラの軍事力の前に次々と生産されていく死体の山。
その隣でケガや手術に悲鳴を上げ、もがき苦しむ兵士たち。
知識としては知っていたが、現実を目の当たりにするとそれがいかに薄っぺらいものだったか、思い知らされた。
これが戦場。自分が3か月間、暮らさなければならない激戦地―――。
あまりの凄惨な光景に、僕たち新兵たちが絶句していると。

「おい、貴様ら!こんなところで何をボーッとしているッ!?
 名前と階級、所属を言えッ!!」

自分たちの存在に気づいた女兵士の1人が、怒りもあらわに僕たちに怒鳴りつけた。
そして今にも殴りかからんばかりの勢いでこっちに向かってくる。
その様子に我が身の危険を感じた僕たちは、あわてて敬礼して言われるがままに名前、階級、所属(予定)を告げた。

「は、はいっ!自分はアルア・カートン、一等兵であります!
 今日からバージニア小隊に配属され、参りました!」
「ああ、新しい補充兵か。よくここまで来た。歓迎するよ」

自分たちの自己紹介を聞き、女兵士が笑顔を見せて態度を軟化させる。
それに自分たちがホッとした瞬間、僕は彼女に殴られ、地面に倒れ込んでいた。
天国から地獄の突然の変化に、僕は何か粗相したのかと大いに混乱する。
この時僕らは忘れていたのだ。ここは激戦区。ちょっとした迷いや油断が生死を分ける、危険な場所であることを。

「このバカども!!このクソ忙しい中、石像みたいに突っ立ってんじゃねえ!!
 こっちは24時間、猫の手を借りたいくらい中、命のやり取りやってんだ!!
 死にたくなかったら、もっとちゃっちゃと動きやがれッ!!」
「「「い、イエッサー!!」」」

反論は許さないと言わんばかりの勢いに、再び敬礼して恭順を見せる僕たち。
こうしてさっそくひと悶着起こしてしまった僕らは、それぞれ配属された部隊の元へと案内される。
ああ、お国のためとは言え、何でこんな恐ろしいところに配属されてしまったんだろう?
激しい後悔が湧き上がる。だがこの時僕は知らなかったのだ。
天国と地獄は紙一重。僕がこの激戦区に送られたのは、ここの生命線の1つである特効薬の生産・・・すなわちその材料である受精卵の生産のために連れてこられたということを。

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