ナノカ王国、回りを違う４つの王国に囲まれた国である。ナノカ王国の第２８代国王、ヤイル・ナノカに不治の病が発見された。ヤイルには、王子が５人、王女が３人いたが、第２王子のカイン・ナノカと王女の３人を残して病で死亡した
国王のヤイルは、生き残ったカインに王位を継承すると言ったが、元老院の議員達がそれに反対した
「何故、カインに王位を継承してはいかんのか説明しろ」
すると議員の１人がこう言った
「何故かと言うと、王位を継承するには、いち早く、跡取りが出来た者に王位を継承することと、なっているからです」
「それは、王位を継承出来る者が１人では無いときではないか？何故、カイン１人なのにそのような事をする」
「理由は単純です、もし今、カイン様に王位を継承した場合、ヤイル様と同じように不治の病に掛かったらいかがなさいますか？もしもの場合を考えて、カイン様には、跡取りを作って頂きます」
「わかった、で、后になってくれる者は居るのか？」
「はい、后の候補は、回りの王国の、王女様達です」
「他の王国の王女達だと？！何故だ？」
「それは、今年で私達の王国は他の王国との同盟期間が切れるからです。後は、全ての王国に王子が産まれなかったからでも在ります」
「正室はどうやって決めるきだ？」
「それは、カイン様と交わり、カイン様の跡取りを１番早く出産された王女様になっています」