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恋人はお兄ちゃん
官能リレー小説 - 同性愛♂

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恋人はお兄ちゃん 1

俺、三船蓮(みふねれん)3兄弟の末っ子。
恋人は一番上の兄で名前は光輝(こうき)。教師希望で来年俺の通う学校に教育実習で来ることが決まってる。
俺と光輝兄は歳が一回り以上離れていて赤ん坊の時から両親より光輝兄がよく面倒を見てくれたせいもあり、俺は兄にべったりだった。
光輝兄と初めてセックスしたのは小学校4年の時、早めの精通を迎えた俺は不安でいっぱいだった。まだ学校で性教育を受けておらず、知識のない俺が真っ先に頼ったのはやはり光輝兄だった。
事情を説明すると光輝兄は優しく頭を撫でて大丈夫と言ってくれた。
その週の土曜日の朝、光輝兄に部屋に呼ばれた。そこで光輝兄の性教育が行われた。教師を目指しているだけに保健体育の教科書片手に教える兄はかっこよく、内容も分かり易かった。
そしてその日の晩、久しぶりに一緒の風呂に入り、光輝兄の実習を受けることになった。

洗面所で服を脱ぎながら、光輝兄は俺を見るでもなしに口を開いた。

「いいかぁ蓮、これから教えることは、決して特別なことでは無いんだ。
男だったら誰でもヤルし、ヤラない方が健康的には良くないんだ。」

Tシャツを脱ぐ光輝兄の姿が洗面台の鏡に写り、上げた腕の付け根に黒々とした脇毛が茂っていた。

「誰でも?」
「ああ。蓮の好きな関ジャニの錦戸クンだってヤルだろうし、シャルケの内田篤人だってヤル。
それこそ男なら、蓮の担任の先生だってヤルだろうし、親父だって、輝二(こうじ/次男)だってヤルんだ。」

普段ジムで身体を鍛えている光輝兄の身体は、薄っらと筋肉が貼り付き、腹筋は割れていた。

「それじゃ・・・光輝兄もヤルのか?」

俺の問いに一瞬、光輝兄の手が止まった。

「あ。。。ああ。。。週に何回かはな・・・」
心なしか照れたようにそう言った光輝兄は、屈みながら、スウェットとボクサーパンツを一緒に下ろした。

鏡越しに、そこだけ日焼けしていない、引き締まった白い尻が写り込んだ。

そして目の前に映る光輝兄のペニスは大きく陰毛も茂っている。
対して自分のは皮の被った包茎ペニス。陰毛はまだ生えていないツルツルの状態だ。
ため息をつきながら風呂場へ。
湯船に浸かり体を温めたあといよいよ始まる。
光輝兄の手によってゆっくり皮を剥かれる。
「いってぇ」
「我慢しろ、明日からは自分で剥くようにしろよ。で、剥いたら垢が溜まってるのがわかるだろ。」
「うん」
「石鹸でキレイに洗え。将来彼女が出来てセックスする時汚かったら引かれるし、性病の可能性も出てくるから」
そう言われ石鹸で洗いだすがここからが大変だった。
皮を剥いて洗う先端部分は擦る度にビリビリと体に刺激を与え、なかなか進まない。
「んん、ふぅふぅ、んんぁ」
喘ぎ声を上げながらようやく洗い終わり泡を洗い流す。
そこにはギンギンに勃起したペニスだけが残った。
「ようやく洗い終わったか。それじゃ………」
光輝兄は俺のペニスをしごきだす。
すぐに限界が迫り
「で、出る」
ドク、ドク。
初めて光輝兄のオナニーで搾り出された精液は弧を描くこと無く光輝兄の手を汚しただけに終わった。


「これが精液だ。人類の生命の源だ。」
光輝兄はそんな俺の放った精液を、手の平を広げて見せた。

俺にとっては2回目の精通。
1回目は微睡みの中だった。
祭りの時に見た、光輝兄の褌姿を思い出していたら、突如、ペニスに電流のような刺激が走って、
小便か?!と思った瞬間にパンツの中をベッチョリと濡らしていたんだ。
訳も分からず、パンツを丸めた俺にとって、光輝兄の手の平に付着する精液は、始めて見る自分の精液だったんだ。

「どうだ?これが蓮の精液。この先、何百回、何千回と見ることになる、自分の精液だぞ」

光輝兄は蓮を諭すようにそう言うと、その手の平を自分の鼻へと持って行き、クンクンと鼻を動かした。

「やっぱ始めは、きついな。
まあ、10年間養われてきた精液だから、それなりに臭うけど、だんだん薄まってくるから安心しろな」

確かに顔を近づけなくとも、浴室には独特な香りが立ち篭めていた。


"ガタッ!" 勢きなりだった。
浴室のドアが開かれ、光輝兄と俺は驚きの眼で振り返った。

輝二兄が素っ裸で立っていた。

「何だよ。何だよ。二人で抜け駆けかよ。
オレも兄弟の1人なんだから、一緒に風呂に入れさせてくれよぉ〜」

俺より6つ上の輝二兄は、高校を中退し、今ではガテン職に着いていた。
髪は金色に染め上げ、腕には濃紺のタトゥーが彫らている。
外見からして、見るからに粋がってはいるものの、
本当のところは気弱で、根は優しく、喧嘩も弱かったりで、見かけ倒しだったりもする。
それでも、誰が見てもイケメンの輝二兄は、俺の自慢の兄貴の1人だ。

「ん?」
輝二兄は浴室に入ってくるなり、鼻をクンクンと動かした。

「ははぁ〜ん。なんか栗の花の臭いがするんですけど〜」

輝二兄は何かを察したのか、厭らしい笑みを浮かべ、俺と光輝兄を見下ろしてきた。

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